映画 信長協奏曲 | アクエリアス

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映画『信長協奏曲』。
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現代から戦国の世へタイムスリップした歴史音痴の高校生サブローが、織田信長として平和な世を目指して戦う、壮絶な生き様を描く。
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原作は石井あゆみのコミック。
開局55周年のフジテレビによる、アニメ化、ドラマ化、実写映画化のプロジェクト。
劇場版はドラマと同じキャスティングで、ドラマの続きから最終章までを網羅。

見知ってる歴史の通り、織田信長は本能寺で死ぬ。
映画ではそこに何の捻りも無く、後日談も余韻も曖昧。映画ならではのスケール感や見せ所も少ない。2時間ドラマ前後編で充分な内容だ。
アニメと比べて、信長と帰蝶とのやり取りや絆が多くを占め、やや間延びで甘ったるくて湿っぽいのがイマイチ。他に描くべきことは山ほどあるというのに。

サブローの小栗旬は、ドラマ時より顔が太ったのか(幸せ太り?)ますます高校生に見えない。
本物の信長の時は頭巾があるので、まだ精悍に見える。
向井理の池田恒興は、冷静忠実な家臣ぶりが見事で、ドラマ時から好み。
帰蝶の柴咲コウは眼が大き過ぎてどうにも可愛気が湧かない。
古田新太の松永久秀が呆気なかったが、あんなオチでいいのか。
そんな豪華キャストの中で主役ばりの強烈なトルネードが、羽柴秀吉の山田孝之。あの眼力と凄味。過去と復讐をじっくり見せて同情心さえ誘い、小栗旬まで食い尽くす存在感だ。

ドラマに続き、上山竜治もチラリと出演。
テロップには待機で中村龍介の名もあったが、同姓同名の別人ではないだろう。
何度か観たら色んな発見もありそうだが、人がバタバタ死ぬ残酷過酷な設定はもう勘弁だ。

あれからツネちゃんは何を思い、どうなったんだろう。帰蝶の行方よりも気になる。
ご都合通りの展開で、丸く収まってしまったが、何かどこか納得できない帰結であった。
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あ~、アニメ版の続きが観たくなった。
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