ミュージカル 100万回生きたねこ | アクエリアス

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ミュージカル『100万回生きたねこ』。
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佐野洋子のロングセラー絵本『100万回生きたねこ』を、イスラエルの振付・演出家インバル・ピント&アブシャロム・ポラックの手でミュージカル化。

2013年の初演は好評を博し、今回はキャスト一新で待望の再演。
「ねこ」が100万回の生死を繰り返した末、白いねこと出会う。
生きること、死ぬこと、愛とは何かを問う、絵本のようなファンタジックな世界観が幕を開ける。

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先の森山未來さんと比べて、成河さんの動きやダンスは芝居の一部。バネがあってしなやかで瞬発力がある体の動きにしばし見惚れた。
成河さんの真骨頂は歌唱力。よく響く伸びやかな歌の時は集中できた。

深田恭子さんは思ったより声が出て、歌もまずまず。でもヒロインなら、もう少し歌に輝きが欲しいところ。女の子役はちょっと体が大きくて可愛さが足りない。白ねこの時は妖艶で不思議な魅力が出て、満島ひかりさんよりも胸がデカイw。

近藤邦正さん、藤木孝さん、銀粉蝶さんらの芝居はさすがの存在感。
でもミュージカルにしては、歌の力が発揮されていない。
アンサンブルの中にミュージカル『薄桜鬼』でお馴染みの江戸川萬時さんがいたが、ソロはなし。

ラストで動かなくなった白いねこを抱きながら嗚咽する成河くんの姿に、自分の姿を重ねて貰い涙が。未來くんよりは、成河くんの演技のほうが好みだな。

終演後、クリエイターズ・トーク。
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今作は「新たに作り直した作品」だとアブシャロム・ポラックさん。5~6週間で作り上げた苦労が伝わるが、人生そのものがチャレンジで、時間の流れと共に作品へのアプローチも変わっていったと前向き。それでも「もっと時間が欲しかった」と。

イスラエルでカンパニーメンバーとしてトレーニング&ワークを経験した皆川さんは、アブシャロム&インバルについて「常に子供のように、新しい何かを探している人たち」と称賛。

阿部さんは2幕ラストで新曲を追加したが、カリンバの音色や影絵だけで、仔猫が産まれて仔猫が死んでいく演出にしたそうで、観客としては分かりにくいと思う。
初演と同じ4人のミュージシャンは、表の演奏だけでなく、袖でも演奏していて、ひとりで多種多様な演奏をするため走り回っているという。