『20年後のやっぱりあなたが一番いいわ』。
20年前の脚本「やっぱりあなたが一番いいわ」の20年後という設定の続編。
もともとは再々演の話だったが、当時と今とでは出版事情が違いすぎる、ということで、登場人物も20歳年を取っての登場、満を持して続編書き下ろしとなった。
RELAX公演でお馴染みEMIさんの演出と、お目当ての戸部公爾さん出演で、初演は知らない私でも観なくてはならない。
狭いサンモールスタジオがぎゅうぎゅう詰めで、チケットはほぼ完売らしい。
内田春菊×EMIのアラフィフバトル。
デジタル化された出版業界。
本は売れなくなり、40代50代となった女性漫画家たちも仕事にあぶれ、細々と食いつなぎ生活していく日々。
家庭を持ち、子供を持った彼女たちと、左遷された編集者とパッとしない上司。
そこへ、自殺したという女編集者の幽霊が現れる。
エッジの効いたテンポよい会話と、バイタリティー溢れる長台詞と、スピーディな展開。
少々エッチで生々しい台詞も、春菊さんテイストで面白い。
そして「あなた」が相方ではなく、自分の息子になってくるのが、気分的に納得できるしリアル感も半端ない。
西原久美子さんのキュートな声と、百々麻子さんの逞しさを見習い、愛と夢ある半生を送らなきゃ。
松本貴子さんは衣装替えする度にやつれて、竹田愛理さんがよく化ける。
溌剌とした五十嵐勇紀くんが、何と一人三役で、着替えも登場も大変だが、それがまた面白いオチ。
冒頭の長台詞も見事な戸部公爾さんは、ロマンスグレーの背広姿が新鮮。
思ったよりも集中力と体力を使う、パワフル・コメディーで楽しめた。
お花スタンド。
平田広明さん×内田春菊さん。
PARCO劇場の「ラブレターズ」も良かったな。
春菊さんは初日に観劇されたとか。
終演後は、久しぶりの西原さんや、初見の五十嵐くんと握手。
戸部さん、ありがとうございました。
次は11月のRELAX公演。
飛田展男さんの舞台も一年ぶり。
シアターサンモールでは、これ。
日曜日の観劇となりそう。









