さくら色 オカンの嫁入り プレビュー | アクエリアス

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舞台『さくら色 オカンの嫁入り』プレビュー公演。
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2010年、2013年に引き続きの再々演。
三越劇場での公演前に、志木市民会館パルシティにてプレビュー公演。
なぜ、志木なのかは分からないが、家から近くチケット代も安いので都合がいい。
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雪混じりの寒い雨の中、志木駅から歩くこと15分。
予想通り、地元のお客様が多かった。
前から2番目の良席で、これも地方の会場ならではの旨味。
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映画版『オカンの嫁入り』と大きく違うのは、主人公が捨て男・研二で、飼い犬ハチが喋って語りも務めることかな。

佐藤アツヒロくんが派手な赤シャツで熱演。ホント、ハンサムで濃ゆい顔。
月子役の荘田由紀さんも濃ゆい顔で、堅実で爽やかな芝居。
隣のサク婆役の正司花江さんがピリリとした味のある存在感。
研二のジイジ服部役の島田順司さんも深みがある。

今回新たに参加したのが2人。オカンこと陽子役の熊谷真美さんは、さすが大らかで豊かな表現力で、場を終始和ませる。
お目当てのハチ役の溝口琢也くんも初参加。オレンジ茶髪に赤リボンと赤首輪、茶系な衣装も可愛らしく、場の潤滑油として愛らしい存在感だ。犬なのに、キャッチボールとかサッカーが上手いなんてw。

要は、1年前のトラウマで一歩も外出出来ない月子の心と言動だろう。内職もせず、家事もあまりせず、発言だけは一人前では、ただの引き籠りかプータロー。
そんな月子をみんな辛抱強く時間をかけて見守るが、ちょっと甘過ぎる感。

プレビューならではか、俳優間の台詞の重なりとか、気になる箇所もあったが、これからが仕上げだろう。
台詞だけで語られる人物も多く、魚田とか研二を助けたバアバとかは、観るほうの想像に委ねられる。
事故で早死にした夫はどんな顔をしていたのか、陽子と月子の顔はあまりに似てなさ過ぎるw。

一幕で陽子の結婚問題はめでたく解決だと思いきや、二幕は研二たちの過去編。これがやや長過ぎるし、襲われた月子の過去シーン再現もくど過ぎる。
研二の過去を知っただけで、月子が何故気持ちを切り替えたのか、イマイチ説得力がない。

ラストの桜のシーンは晴れやかで後味は悪くない。だが再就職先や資金面などの問題はちっとも解決していないのだ。
みんな劇中で色々いっぱい食べていたが、飼い犬ハチだけは最後まで何も食べさせて貰えなかったのが不憫。そして7人の中でハチの溝口くんが一番デカかった。大型犬の設定なのかなw。

志木公演の後は、東北など北へ旅公演を続け、3月に三越劇場で上演する予定。
寒い時期だが、みなさん気をつけて行ってらっしゃい!


パルシティでは、『満月の人よ』の公開ゲネプロも予定。
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