頭脳明晰の少年ヒロが、兄が遺したロボットのベイマックスと一緒に、事故と企みの真相を追い詰める話。
様々なコラボが鮮やかに濃縮された世界は新鮮で楽しい。
ディズニー&マーベルが合体したファンタジー&アクション。
東京とサンフランシスコが合体したような近未来架空都市は、日本テイストいっぱい。
アトムからマジンガーZまでのロボットを網羅したのがベイマックスで、科学の子ならぬ、工学&科学の子。
その外見は、雪だるまのようなマシュマロ感覚、まさに日本人好み。
復讐を断ち切るのは、戦いや武器などの力ではなく、心と体を癒し平静にするケアの力。
井上ひさしの『MUSASHI』がオーバーラップした。
ケアの力は伝染し、ヒロに新たな仲間をもたらす。
「ベイマックス、もう大丈夫だよ」
仲間や他人の大切さを知ったヒロの言葉が胸に染みる。
そして、自分にはまだ家族がいたことも認識できたヒロが、キャス叔母さんにハグを2回して貰うシーンも好き。
ベイマックスの声の川島得愛さん、ヒロの本城雄太郎くんはコンビネーションも最高。
かわしーのクールで温かい喋りは、映画『ステルス』のAI戦闘機エディを思い出させる。トボけたハミング「バラララララララ♪」に会場の子供たちが大ウケw。
本城くんは『ウルヴァリン』のローガン少年も好演で、今回も情感豊かな演技が光る。
金田明夫さんと森田順平さんキャラがキーマンだが、同年齢のお二人の共演は演劇集団円とマウスプロモーションとのコラボのよう。一昨年、森田さんが円の舞台を観ていらしたし、まさに倍返しの感じだw。
ヒロの兄タダシの小泉孝太郎さんと、ヒロの叔母キャスの菅野美穂さんは、まあまあの出来。周りがベテランで固めてあるからね。
新田英人くん、浅野真澄さん、武田幸史くん、山根舞さんは今後チェックかな。
全編、ディズニーキャラや関連ものがそこかしこに出てくるお遊び感覚。
でもEDロール後は、マーベルサイド。『スパイダーマン』のハリーのパクリもあるが、これが原題の「Big Hero 6」とも繋がっていくのかな。
マーベルの父スタン・リーの声が大木民夫さんだと別枠でクレジット。大木さんが、カールおじさんからX-MENのプロフェッサーXまで演っていたと思うと、まさにディズニー&マーベルのコラボ万歳!を実感させられる作品だった。
ホット&クールなマイナーヒーローにも乾杯!
ベイマックスら新たなヒーローたちが愛おしい。
かわしーのTwitterお年賀状があったかい。



