Office ENDLESS『RE-INCARNATION RE-VIVAL』。
西田大輔が描く新感覚の三国志「RE-INCARNATION」シリーズの最新作。
今回も新宿スペースゼロ。
「黄巾の乱」に乗じて天下を狙う者たちと、業を背負いし者たちの壮絶な戦いを描く。
今回も約4時間と長い。
夜公演だと22時半を超えそう。
一幕は各キャラの紹介と出会いでやや緩慢。二幕は裏切りと共闘と転換で、ドラマティックに盛り上がる。
重厚な芝居にギャグが盛り込まれ、相変わらず凄まじい殺陣とアクションで、想像を刺激し見応えたっぷりの活劇だった。
シリーズの要・趙雲が公孫瓚に仕えていて若い甘や玄徳との出会いがあったり。
シリーズのキーマン・夏侯惇と曹操に確執があり、眼帯の起因が判ったり。
周瑜や張遼など馴染みのキャラも登場。
シリーズを知ってると、より楽しめる作りになっている。
中村誠治郎くんと広瀬友祐くんは、『戦国BASARA』の関ヶ原とは間逆の役所で、安定バージョン。
佐久間祐人さん、村田洋二郎さん、田中良子さん、西田大輔さんも健在だが、も少し若めバージョンにしてもよさそうw。
猪狩敦子さん、谷口賢志さんらbpm陣が暴れまくり。
ホロウの新良エツ子さんは歌やダンスも披露。
このシリーズ、女性陣の殺陣がたっぷり観れるのがイイ。
今回注目は、須間一也さん、内堀克利さん、塚本拓弥さんのオジサンパワー。芝居に殺陣にと実に素晴らしい。馴染みの塚本さんは、まさに袁術のイメージで、アメ横のオッサンな声が痛快だった。
横山光輝先生の影響で、昔から馬超贔屓だった私だが、今回北村諒くんが馬超を演ってて俄然応援。コミカルな芝居もこなし、殺陣も溌剌と頑張っていた。曹操軍から劉備軍へと移るくだりもイイね。
休憩後の客席歩きも張飛とペア。後ろのお客さんに気付かないところも可愛い。
そして新キャスト&新キャラの佃井皆美さんと伊阪達也さんが抜群の存在感。
2人とももちろん殺陣やアクションバッチリだが、情感溢れる芝居心がいい。
特に今回の舞台のキーマンが皆美さんで、色んな意味で彼女の動向に注目した。
惜しむらくは、時代の暴れん坊・董卓が登場しなかったこと。華雄だけでは、何とも頼りない。
この舞台、名前を変えての別キャラに再生するのがテーマの一つだが、皆美さんと伊阪くんが実はこのキャラだったというのがツボでカタルシス。
物語後半から、張角が曹操や劉備と絡まっていくから、まさかまさかと思って見てたら、やっぱそうだった!
バックの花弁や首に巻かれたマフラーで、報われた想いで涙ぐんでしまったよ。この涙こそ、このシリーズの真骨頂なんだろうな。観て良かった。
そしてエピローグ。
猪狩敦子さんの扱いにニヤリ。やっぱりねという予想的中もまた嬉し。そして諸葛亮孔明の登場に続く。
カーテンコールは2人の挨拶で。
伊阪くんが田中良子さんにお礼を言ったら、良子さんが涙目になっちゃって。お隣にご主人の洋二郎さんがいるのに。
初舞台の小瀬田麻由さんもお礼を言いながら泣きじゃくる。
「おいおい。まだ千秋楽じゃないよ」と西田さん。まだ3日目だよ。
東京公演は29日まで。
年が明けて大阪公演もある。
熱くたくましく駆け抜けて頂きたい。
プレゼントのポストカード。
パンフレットも皆美さん買い。
お花スタンド。
石川智晶さんの歌も劇中で楽しめる。














