永遠の一瞬 Time Stands Still | アクエリアス

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舞台『永遠の一瞬  Time Stands Still』。

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先週は新国立劇場の中劇場だったが、
本日は小劇場。
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ピュリッツァー賞受賞作家ドナルド・マーグリーズの作品を、宮田慶子が演出。
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舞台美術セット模型。
主人公サラが住むNYのアパートの部屋。
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戦場ジャーナリストのサラが、イラク戦争取材中、路上爆弾で負傷し、自分のホームに戻ってくるところから始まる。
上演時間は約2時間40分。
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出演者は4人のみ。
全員が新国立劇場初登場。
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主演の中越典子さんはギブスをした脚を引き摺り、包帯で吊った片腕を固定し、傷痕や絆創膏の顔を歪め、ボロボロの姿からスタート。
エネルギッシュで信念の強い女性を好演している。

サラの恋人ジェームズの瀬川亮さんは、ナチュラルな芝居で中越さんを支える。
サラと対照的な女マンディ役の森田彩華さんは、明るく高らかな声で席巻。
マンディと歳の離れた夫リチャードの大河内浩さんは、たっぷりとした包容力。

二幕目に吸われる煙草が、この舞台のキーアイテムだと思う。
煙草は他人の健康も害する。いわば、爆弾のようなもの、赤ちゃんにとっては。

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自分の仕事に誇りを持ち、自分の写真がこの戦争の状況を変えられると、本気で思っていたサラ。
重々しい設定ながら、職業と結婚との葛藤や其々の生き方など身近なテーマも含んでおり、リアルで芯の通った舞台だった。

日本人の話ではないので、感情や考えを率直に言い放つ場面は少々辟易。たまに眠気が出たが、後半の急展開は集中させる。

サラとマンディ、2人の女性の対照的な生き方がラストで象徴される。
産まれたばかりの「生」を愛しむ一方で、出来たばかりの「死」の本を喜ぶ面々。
彼らの心情そのものも一瞬の矛盾を含んでいる。
生と死、どちらも永遠のもの。大切で重要なものには違いない。
女には其々に合っている生き方があり、其々の生き様を否定は出来ないのだ。



兵庫公演も決定。
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今週にはこんな演目も開催。
木村了くんも新国立劇場での好演が印象に残っている。
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