NHKマイルカップ 回顧

レース動画(フル動画は下から)


パトロールビデオ(フル動画は下から)

1着 アドマイヤマーズ
2着 ケイデンスコール
3着 カテドラル
4着 ダノンチェイサー
5着 グランアレグリア(※4位入線5位降着)

圧倒的人気を背負ったグランアレグリア、アドマイヤマーズ共にスタートで後手。グランアレグリアは掛かりながら先頭を追いかける形で、一方のアドマイヤマーズは中団の外を追走。4角から直線手応えはアドマイヤマーズの方が良い。その内からダノンが進出。
グランアレグリアは進路を求めながら追って、外に回そうとしたところダノンと接触。これが降着の要因に。(http://jra.jp/judge/index.html 降着、失格のルール解説)
直線アドマイヤマーズが抜け出し、外からケイデンスコール、内からカテドラルが迫るもアドマイヤマーズが半馬身差勝利。
今年に入って1800m、2000mとこれまでより距離延長してレースを使われて2着、4着。マイルに戻って本領発揮。内容もこれまではとは違い中団から脚を溜める競馬ができたのは収穫。気性面も含めて1600mまでがベスト距離。秋はレース選択が鍵になりそうもマイルCSで古馬相手でも楽しみ。
ケイデンスコールはいい意味で人気を裏切る形に。
前走はランスオブプラーナが逃げ切るレースをヴァンドギャルドと共に上がり最速で追い込んで4着と朝日杯では見られなかった末脚を発揮していただけに…
カテドラルはこれまで1800m〜2000mを使われて1600mのアーリントンCは目の覚めるような末脚で追い込んで2着。重賞レベルになると1600mの方がいいのかもしれない。それにここ2走後方でじっと脚を溜める競馬に徹して結果が出ているだけに、次走も進化したカテドラルには要注意。
ダノンチェイサーは残念、川田騎手にとっても皐月賞に続いての不利だけに余計残念。個人的には、ルメール ×グランアレグリア側も多少無理すれば進路を見出せると思っての行為だったと思うので、あそこを完全にフタをしていればと…

これでルメール騎手は16日間の騎乗停止でダービーまで乗れず。オークスで先約が決まっていたコントラチェック、ダービーのサートゥルナーリアは短期免許で騎乗中のレーン騎手で調整中だそうです。また、目黒記念に出走予定のブラストワンピースもこれまでの池添騎手からルメール騎手を起用だっただけに、これもまた物議を醸し出しそう…

兎にも角にもアドマイヤマーズは1600mまでなら強い!

京都新聞杯


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1着レッドジェニアル
2着ロジャーバローズ
3着サトノソロモン
4着ナイママ
5着タガノディアマンテ

上位3頭はレース間隔を空けていた馬で、有力視されていた皐月賞組はナイママが最先着でタイトなレース間隔で本領発揮できなかったか。
来年以降も皐月賞組みより、ゆったりとしたレース間隔で望んでくる馬に注意したい。