こんにちは
今日は息子の個人面談の日でした。
先日の保育参観とは一変して朝から気が重い所に小学校からの着信が。
伝言を聞いてみるとまさかの教頭先生
「本日の個人面談のことでお話があります」とのことで…。
もしかして教頭先生も同席か?と思ったけどさすがに当日には言わないかと思いつつ教頭先生と話すことに。
小学校へは何回電話をしても緊張する。
もういい加減慣れたい
肝心の内容は急遽特支の先生が休みとなり個人面談が出来なくなったとのこと。
個人面談は特支と交流学級とあったけれど、今日は交流学級のみの面談となった。
そして気は重いまま交流学級の先生との面談が始まりました
交流学級での息子の様子
▶授業中の声かけは必要
▶ノートをとることは苦手
▶授業を聞かず落書きをする
▶硬筆は集中して書ける
▶リコーダーは吹かない
▶体育は内容を理解できてない
▶興味の引かれることがあると離席する
生活の様子
▶休み時間終了後、チャイムで帰ってこない
▶善悪が分からない
▶注意されても内容が理解できない
とまぁ色々あったんですが。
交流学級の先生が私に言いました。
「私はできなくてもいいと思っています」
正直、初めに聞いたときは「え?」って思ったよね。
できなくてもいいってどういうこと?って。
見放されてる?諦められてるの?と。
だけど、
「お母さん、リコーダーを完璧に吹かせたいですか?」
と言われたとき「そうは思いません」とハッキリと言ってしまった。
リコーダーは3年生の春休みに、息子とYouTubeを見ながらやったけど全然出来なくてケンカしながらやったりして散々だった…。
最終的には吹けるようになったけれど、息子はすっかり忘れちゃったんだろうなぁ。
先生の言う「できなくてもいい」って言うのは諦めじゃなくて、逃げ道なのかも知れない。
何でも平均点まで上げることをせず、出来ることをやり、出来ないことはやらない(先生は気が向いたらやってみたら?というスタンス)
出来ないことを無理矢理やらそうとはしてなくて、なんだろう、すごく拍子抜けをした。
頑張ることを放棄してるみたいで。
離席のことも今日初めて言われて戸惑ったけれど、先生は「みんなに迷惑をかけてる訳じゃないので」と話していて。
離席から始まり特支へと転籍となった経緯があるから、歩いちゃってるのは問題では…と思ったけれど先生は大事とは捉えていないように見えた。(もちろん離席があるのは問題だけど)
リコーダーの話の時、
「特支に籍があるのだから通知表も斜線(評価を付けない)でいいし、良いところは書いて悪いところは口頭で伝えてでいいと思います。Cが付いていたら嫌ですもんね」
と言われて、目が点になった
出来ないからやらない。
必然的に評価が下がるものには端から評価を付けない。
そんなことってある?
そんなんでいいの?
え?え?
どういうこと?
と頭ははてなマークでいっぱいに
「息子さんのこと全然分からないんです」
そんな風にいう先生に一瞬たじろいだけど、
「私は息子を10年育てていますが分かりません」
と言ってしまった。
よくよく考えたら、
こんな言葉は家族以外に言ったことがなかった。
子供が理解できない親なんてダメな気がして、誰にも言えなかった。
小学校に通い始めて4年。
初めて先生と本音で話せた気がした。
何でもかんでも
「早くやって!決まりなんだから!」
と目くじらを立てて、息子を責め立てて。
出来ないことに怒ってばかりいて。
親である私も、子である息子も、
ストレスが減るように工夫していきたい。
やってみてダメならやり方を変えて、柔軟に対応していきたい。
気掛かりなことがないかと言えば嘘になるけれど、もっともっとラクに生きられるようにしていって些細なことも「何てことない」って笑えるようにしたい。
もうすぐ子育て10年。
だけど
まるで自信なんてなくて
いつも手探りで
悩んで
吐きそうで
泣いて
怒鳴って。
真っ正面から向き合うのはしんどくて
逃げ出したいことも何度もあって
見ない振りをしたり
聞こえない振りもしてきて
それでも
「一生懸命な愛情はきっと伝わってます」
先生はそんな風に言ってくれた。
自分の一生懸命さに疲れることばかりだけれど、いい方向に向くように上手く舵を取っていこうと思う。
行く先の定まらない航海は不安も多いけど、ね
まだ特支の個人面談があるけれど、なんとか頑張れそうだなと思った夜でした。
胃がキリキリするから早く終わって欲しいや(笑)