ジョーカー フォリ・ア・ドゥ
見てきましたー
たった3人しかいなくてほぼ貸し切り状態だった
率直な感想
ジョーカーは1作目で完結してたんだなぁって感じ
二次創作を見ているような、ジョーカーを題材にした何かでした
このブログを書き始めた理由がジョーカーの感想を書きたかったって言う、それこそ衝動的な始まりだったくらい衝撃を受けた映画だったのだけれども
続編は続編であって前作を上回るショックはなかった
あのコミカルな始めりからアーサーが出てくる切り替えの音楽、そこが唯一ぞわっとしたなぁ
初めのアニメーションは壮大なネタバレだったんだよね
影がやったことも、結局は本人がしたこと、みたいな
仮に精神疾患があったとしても、それは許されなくて、責任は自分にあると
しんどーい
分かってるよ、どんな理由があるにせよ、自分のしたことは自分の責任だって
でもねーやるせないねー
アーサーやリーが歌う、現実に戻されるの繰り返しが多くて、ここ一番の山場がどこなのかよく分からなかった
これ歌ってるときはジョーカーなのかな?
重厚感のある音楽とコメディ混じりの終始歌混じりの寸劇が行ったり来たりで感情迷子でした
こうズボーッと没入出来るところがなくて…
どっちかに振り切って欲しかった
出来れば重い方w
結局、アーサーは独りぼっちのまま最期を迎えちゃったね
救いようがないのは前作も一緒なんだけど、アーサーがジョーカーに変貌して群衆を沸き上がらせる図が好きなんだよね
あぁ、わたしもリーやリッキーと同じようにアーサーではなくジョーカーを崇拝しちゃってんだなぁ
自分の中にある鬱憤をジョーカーに晴らして欲しいと願ってる
そんなことを期待しちゃって見たからガッカリなんだ
なんとかアーサーに頑張って欲しいのは自分が弱い立場だと痛感してるから
ジョーカーになってこれが正義なんだよって扇動して欲しい
そんな風に誰かがいないと立ち上がれないから、ジョーカーを理由にして暴れ回りたい
暴力的な自分をどこかに晒したい
いつか○ってやりたいと思っちゃう自分がいるから、こうした映画でこの気持ちを浄化させたいんだろうな
アーサーの末路を見てもなお、こんな感想しか持てないなんてね
家族がいなかったらどうなってたかなぁ
どちらにも振り切れず、日々悶々として過ごす日々
もうちょっと自分を出して生きないとね