人生の効率 | 南青山・表参道のサロンオーナー 高島なゆみのヒーリングメッセージ

南青山・表参道のサロンオーナー 高島なゆみのヒーリングメッセージ

開放 〜 広がり 〜 融合 Release 〜 Expanding 〜 Oneness
疲れている方たちへ、疲れていることも感じられない方たちへ、少しだけ立ち止まって自分自身を見つめる時間を持って頂きたい。

私自身はアメリカ留学中に、私の存在を支えてくれた大切な友人に会うために、
モントリオールプレイショップの数日前にボストン入りする。

その関係で10日間本拠地を留守にするとなると、公私共に
やっておかなければならない事が山積みになる。

そいうい時に限って、「なんで今?」みたいなことも重なり、疲れました、
という自分を抱えてカウントダウンに入っている。

それは多分、今回のツアーにご参加くださる方全員に共通していて、
皆様仕事を抱えて、家族を抱えて、1週間を留守にするとなると、
それなりに大変なのだと思う。


前回もそうであったように、今回も基本的にツアーのあらゆる情報を
FBのグループで共有するようにしている。

ミカエルから来るメッセージも、今回のツアーに何を求めて行くかなどの情報も、
参加者の方々が自由に書き込み、その情報を共有し、自分はこう思うという
コメントや、前回も参加したという立場から、こういうのどうですか?
というコメントまで、ツアーに行く前から、すでに「プレイショップ」は
始まっている。

ミカエルという人のエネルギーの質からみても、「共有し共振する」
というのが、最も大切なことで、そのことをたっぷり実感する、
自分の恐怖や孤独感を一緒に共有し共振し、お互いに分け合い高め合う
という形で乗り越えていくということを、体感できる大変貴重な
時間だと思っている。

その前哨戦をFBというツールを使ってやっているような物だ。

ツアーにご参加くださる方を全員知っているが、
「この人は共有するの苦手だよね。」
と思っていた人が、積極的に情報をシェアし、コメントを残していたりすると、
「ああ、彼女はこのツアーをきっかけに新たな扉を開くだろう」と予感できる。


残念なことに、そこにまったく参加しない人もいる。

大切な連絡事項を見ているのか見ていないのか、「無視」を決め込む。

誰がこの情報を表示したかが分かるという点でも、FBは便利だが、
「しない人」は決まっている。

その中の一人に「なんで見ないの?」と聞いてみた。

「忙しいからです。」

「…みんな忙しいよね。」

無言。

「自分の時間を効率よく、自分の事だけに関心を向けて、自分が
今やらなければいけないと自分が思い込んでいる事だけをやるというのは、
多分自分の中では
とっても効率がいいと思うけれど。

人がどいういう理由で今回のツアーに行こうと思ったかなんて、
自分には関係ないし、その投稿を見て、誰がどいういサポートをしたり、
コメントを書いたりしているか
なんて感心ないし、ミカエルが
どういう気持ちで私たちを待っていてくれるか
ということを
事前に知らなくても、行けば分かると思っているのよね、多分。

自分の中では、ものすごく効率よく人生を送っていると思っているのよね、
多分。

でも私はそう思わない。

それ、ものすごく効率悪いと思うけど。

すでにツアーにご参加くださる方々が共通意識として、分け合っている情報を
あなたは持っていないわけでしょ。

自分一人の視点では、そんなこと考えたこともなかった、そういう事を、
そんな風に理解したこともなかった、というようなことを、
皆が書くコメントから受け取っている人もたくさんいらっしゃるのよね。

すでに余震が始まっているのよ、皆の中に。

でも、あなたは無関心。

皆もあなたがそんなことに関心ないんだ、ということを、今となっては
感じているのよね。

人がとういうところで躓き、どういうところで蹉跌を感じ、どういう言葉が
その人の意識を動かすか、ということが、たくさん詰まっている情報を、
「関係ない」と思っているんでしょ。

ミカエルの気持ちも関係ないと思っているんでしょ。

自分は自分、誰かが何を感じ何を考えているかは、私には関係ない。

私は自分の時間とお金を使ってそこに出向き、自分が必要だと思う情報を
効率よく自分の手にすればいいと思っているんでしょ。

皆がすでに経験している震度2とか3を経験しなくても、震度6さえ経験できれば
十分だと思っているんでしょ。

そういう考えだと、人生のギフトはもらえないと思うけど。

自分が欲しい物という自分の意識を超えた素晴らしい物との出会いは、
望めないと思うけど。

所詮自分が欲しいと思う物って、いつでも自分の意識の中にある物でしょ。

人生の本当の喜びや感動は、自分を超えた先の何かに出会った、理解した、
導かれた時に訪れると思うけれど。

自分以外の情報に無関心であるということは、たとえて言うなら、
多くの人を救える万能抗癌剤が目の前にあっても、
「え、私には関係ありません、癌じゃないから。」
といって、踏みつけて行きすぎてしまう、というような生き方を
しているということでしょ。


そういう感覚なら、行く意味がないと思うけど。

そんなに忙しいなら、行かないでいいんじゃない。」

一見効率が悪く、そんなことに時間を使ってないで、もっと自分の事に
集中しなよ、という生き方も、人生という長い道のりで「効率」を捉えると、
思いもかけない人生のひずみに、思いもかけない人の手が差し伸べられたり、
自分にはさっぱりわからないな~と思っていたことが、その難局を
乗り越える時の道しるべになっていることは、たくさんある。

自分のことしか考えないで行動している人は、今の自分に必要ないことを
排除して、効率よい人生を送っていると思っているかもしれないけど、
案外人生という長い目で
見た時には、効率悪く時間を使っているような
気がする。

気づいたら、他の人が何を考えているのかさっぱりわからない、
何故なら他者の情報を取る五感のセンサーが錆びついてしまっているから。

自分が行き詰ってもどうしようもない。

ずっと誰に対しても無関心であったから、みんなも自分に対して無関心でいる
ということがナチュラルだから。

誰もサポートしてこなかった自分は、誰もサポートしてくれない自分。

どんなに自分が忙しくても、誰かのために心を使う時間、
誰かのために、自分の言葉を紡ぐ時間を持つことは大切なことだと思う。

それがバランスよくできるということが、生きていく上で最も効率よいこと
だと思う。

カナダモントリオールのプレイショップは、行く前から私にたくさんの事に
気づかせてくれる。

目の前のやらなければならないことはさておき、何を得て、何を感じ、
どう自分の人生を導いてくれるかさっぱりわからないけれど、この高額で
貴重な時間の投資が、どんな実りを付けるかを楽しみに、今回ツアーに
参加してくださる方々。

このツアーが、その方々の人生の効率を高めてくれることを、願っている。