と言う流れで 辻 参議に指導を受けることになった。

当日は幹部2名に逃げないように両脇を固められ (笑)

まるで奉行所に引き立てれる罪人のようだった。

場所は学会本部ではなく聖教新聞社。

部屋で待っていると、辻 参議が入ってきた。

幹部は緊張している。当然、私もド緊張!

事の経緯、いわば私の罪状が幹部から伝えられた。

選挙で仕事を辞めた、、、

辻 参議は、私の顔を見て

「どうせ、俺は創価学会だ!と息巻いて辞めたんだろ!」と

私「ハイ!」

私・心の中で「何で解るんだろ?」

実際、私は退職を願い出た後に、総ての上司に呼ばれ

理由等を問い詰められた時に、創価学会員として今回の選挙に総てを賭けたい!と

力強く訴えていた。

次に 辻 参議は「博打に因果は無い!」とおっしゃった。

私は「何故、いま博打の話を、、、?」と考えたが

よく考えてみると、私は時々先輩の飲み屋に行って「オイチョカブ」をやっていた。

その時に心の中で勝つために題目を唱えていたのである。かなりのアフォである。

しかし何故、それを辻 参議が知っているのか?

私は驚愕した。この人は普通じゃない。総てを見透かされている~~。

今、考えると、当時傲慢で自分の考えに執着が強く、

広宣流布の為に戦っていれば、他はどうでも良いのだ!と信じきっていた

私は指導を受けても、その通り実践することは、無かったのかもしれない。

それを見抜いた 辻 参議は、私がしっかり指導を受ける心構えにするために

特殊な能力(仏眼)を使って、私を驚かせ、私の話を信じろ!!と導いたのだろう。

まるで、法華経の如来神力品で、釈迦が様々な神通力を見せたのと同じような事である。


                           続く