こんばんは。
アーユルヴェーダセラピストのみちです。
今日は、六本木の国立新美術館にて開催中の
初めて行きましたが、中もきれい。
入口で音声ガイドを借りました。
10年くらい前に
ロシアのエルミタージュ美術館へ行ったのですが
当時よりも勉強してきたし、
何より内面が変わったので楽しかったです。
西洋美術400年の歴史を観る、
という内容で全89作品が見れました。
数ある作品の中で一番印象に残っているのは、
レンブラントの『老婦人の肖像』。
http://www.ntv.co.jp/hermitage2012/works/detail2_3.html
レンブラントは、「光の魔術師」と呼ばれた画家です。
絵の美しさは、写真や画像では全ては伝わらないので
やっぱり本物が見れたらいいと思います。
医学の父、ヒポクラテスが遺した言葉。
「芸術は長く人生は短し」
素晴らしい作品は後世にまで残るが、人の一生は短い。
同じ風景であっても
その時代、その人の感性、環境などによって
見方は変わります。
表現方法も様々です。
芸術、学問、トリートメントもそうだと思います。
たくさんの画家の目と感性で創り上げた絵を通して
400年の西洋の歴史を観れるというのは、
恵まれているなとつくづく思いました。
人生は短くても、
芸術は長いので、
たくさんの人生を疑似体験できるのですから。
インド哲学では、
今世で学んだことは魂に刻み込まれ
来世へ持って行けるそうです。
生まれつき
何かの才能に恵まれている人がいること、納得です。
生きているうちに
たくさんの本や芸術作品、そして人と出会い
たくさんのことを吸収できたらいいなと思います。