こんにちは!

ヘルスコーディネーターの中澤 美栄です。

 

 

連日、陽性者数が更新中ですね。

 

無症状の人もいれば、

軽い夏風邪レベルの症状の人、

熱が40度近くに達しうなされる人、

入院を要する人、

 

同じウィルスに罹患しても、程度は人それぞれですね。

 

 

本日は、自宅療養者中の方へ向けての、記事になります。

 

コロナに限らず身体の調子が悪い時風邪っぴきの時の食事の参考にもして頂けるかと思います。

 

 

風邪でもコロナでも言える事なのですが、

症状の程度も人それぞれですが、

症状の種類もひとそれぞれです。

 

 

初期のコロナの症状で強かったものと言えば、呼吸器系の症状ですね。

咳や痰の症状を訴える方が多くいました。

 

 

今も、咳や痰の症状を訴える方は多くいますが、

 

 

高熱が出て身体の節々が痛い、だるい

咳は出てないのに喉が腫れて痛い

吐き気や下痢など、消化器の症状が続く

 

など、色んな症状をかけもちの方もいれば、症状はひとつだけでわりとピンピンしてる、という方もいます。

 

 

決められた療養期間はありますが、

症状が出ている期間というのも、2~3日で治まる方、1週間以上続く方。

 

陽性者数が増えれば増えるほど、人それぞれです。

 

 

ですので、コロナの症状に効く食事をお伝えします

 

という事ではなく

 

身体の調子が悪い時や風邪を引いた時のお食事の参考にして頂ければ、という内容で綴っていきますね。

 

 

「コロナに効く」と言ってしまうと、これはもう治療になりますので、

内服治療が必要と診断された方は、それを優先されて下さいませ。

 

 

食事は、身体の治癒へも働いてくれますが、

間違った食事の摂り方や、お身体に無理の生じる食事は毒にもなり得ます。

 

 

まず、お伝えしたい事

 

 

口から入った食べ物が消化されるエネルギーは、

 

胃腸にとっては42.195㎞マラソンに等しい

というほど重労働なのです。

 

 

つまり、消化という作業に必要なエネルギーは大きい

 

1日3回の食事のたびに、消化器官はがんばってくれていますが、

 

ご褒美のおやつ、

ストレスで飲みすぎたお酒、

揚げ物中心の食生活、

お腹が空いてる時間がないほど、いつもダラダラと食べ続ける、

 

これらの食生活や負担の大きな食事を続けたり、頻度が高ければ、

着実に消化器官は疲労していきます。

 

 

 

そして、体調が悪い時ほどやってしまいがちなのは

 

身体が弱っているから、栄養のあるものを食べなければ!!

 

と、さらに消化にとってエネルギーが必要な仕事を与えてしまう。

 

これは、残念ながら逆効果です。

身体を休めたり、風邪を治すためにエネルギーが使われなければならないところ、

消化がマラソンを始めては、身体の治癒は進みません。

 

 

 

身体の調子が悪い時こそ

 

 

 胃腸は休めてあげるべき

 

 

ちなみに、私はほとんど風邪を引きませんが、

数年に一度、ハードな仕事が続き、多忙なスケジュールをこなした後などに

寝ていられないほどの胃腸の大ダメージを負います。

症状は胃痛、腹痛、止まらない下痢。

 

そんな時に私が率先してやるのは、断食です。

 

これをすると、すごい回復力を発揮すると分かってから、

ちょっとした風邪の引き始めくらいでも、夕飯を抜いて早寝したりします。

 

すると、だいたい翌朝スッキリです。

 

もちろんその分、水分は積極的にとりますが、白湯やノンカフェインのお茶しかとりません。

 

 

疲れて夕飯も食べずに早寝してしまった翌日、

すごくスッキリ起きられて体の疲れが取れていた、という経験ありませんか?

 

消化に使うエネルギーを節約した分、疲労回復に効いたのでしょう。

 

 

アーユルヴェーダでも、定期的な断食を勧めています。

たまに胃腸の休息期間を設けることで、著しい健康効果があるとしています。

 

 

 

胃腸に優しい食事とは

 

 

断食は厳しいけど、少し口に入れていたいという方。

 

解熱剤や咳止めなど、お薬が必要な方もいらっしゃるでしょう。

解熱剤の中には、胃腸に負担が大きいため、空腹時の内服を控えた方がいいものもありますね。

 

お勧めはお味噌汁です。

熱が出ていれば、汗もかくでしょう。

お味噌汁には塩分やミネラルも入っていますし、胃腸に優しい一品。

具なしでも良いと思いますが、お豆腐や溶き卵、しっかり火を通した野菜などがいいですね。

油揚げやわかめなどは、消化に重いので、元気になってからにしましょう。

 

 

また、りんごの葛ねりも、胃に優しいけど滋養になる一品。

くみんちゅさんのレシピを参考にしています。

 

 

 

 

りんご1個で医者いらず』と言われるほど、実はりんごには予防医学的要素がつまっている優秀食材。

こちらのレシピには、葛やショウガ、はちみつも使われているので滋養があり、風邪や病気の療養中の方などにもお勧めです。

 

 

 

避けてほしい食事とは

 

 

具合が悪くなると、ダイレクトに胃腸にダメージを受ける方は、お腹が空かないでしょうから、努力せずとも断食が可能でしょう。

しかし、中には高熱が出ても、食欲に全く影響がない。

療養中、食事くらいしか楽しみがない、という方もいらっしゃいますね。

 

そんな方は、長い療養になりますから、節度を持ってお食事を楽しんだらいいと思うのです。

 

揚げ物

玄米

お刺身や生野菜など、非加熱食材

スナック菓子

アイス、お菓子

コーヒー

 

これらは、消化に重かったり、消化力の低下に働きます。

気持ちは食べられると思うかもしれませんが、療養後の楽しみにしておきましょう。

 

 

療養ホテルでの食事

 

ホテルで療養中は、出されるお弁当があるので、選択肢がないかもしれません。

病院ではないので、療養食というよりは、揚げ物なども入った健常者向けの食事が提供されます。

 

これからホテルで療養される方、余裕があれば、レトルトのお粥やカップみそ汁、果物の缶詰めやゼリーなど、胃腸に負担が少なく、喉越しのいいものが用意できるといいですね。

ホテルによって、持ち込みの可否を確認してからにしましょう

 

現在ホテルに入所中であれば、食事が進まない際は、お粥やゼリーの用意がある場合もあるので、常駐している看護師さんに聞いてみてください。

 

 

 

 

ひとり暮らしで、家族や周囲の協力を得られない方、

県や都の配色サービスに頼らざるを得ない方、

たくさんいらっしゃると思います。

 

できる範囲内のことだけ、やってみてくださいね。

 

 

 

コロナの場合、休養期間が決まっていますから、

体調の回復が早くとも遅くとも、学校や会社に行けないことに変わりはないかもしれません。

 

でも、もういっそ休むなら元気な方がいいじゃないですか。

撮り溜めたドラマを見るにも、Netflix見るにも、ゲーム三昧するにも、読書するにも、

元気な状態の方が楽しいですからね。

 

 

休養明け、チャージされた状態で仕事に向き合いましょう。

 

 

 

 

お大事に♡

 

 

 

療養中でお時間ある方、この機会にご自身の健康に向き合いませんか?

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