ある日、ヒプノセラピストの師匠でありメンターである【宮崎ますみ】のFB投稿に「誕生のエネルギーと死にゆくエネルギーは同じ」という投稿があがる

その投稿をみて

私は母の死が近い事を悟った

 

母が具合が悪い事を知っていたわけではない。

 

私は「はるみ」を買い母の元に向かった。

美味しそうに食べる姿を見て、まさか翌日

何も食べられない状況になろうとは夢にも思わなかった。

 

翌日、母は言った

 

「知子、幸せそうな顔をしているね 良かった 」

 

 

その次の日

トイレに行けなくなった。

片脚で人生を送ってきた母は

車いすを使い、自分自身でトイレに行っていた。

 

その日、母は私の眉間に手を当てた。

「知子は私が産んだ子だもんね」

 

山口県に住む長女にテレビ電話をした。

 

 

母は初孫である長女を目に入れても痛くないほど可愛がった

 

長女は言った

「お母さん、間に合わなくなるといけないから 明日、帰るね」

 

 

その、明日から原村に行き

師匠「宮崎ますみ」と打ち合わせが入っていた私は

長女の一言で

原村へ行く事を取ら止め

オンラインでの打ち合わせに切り替えた。

 

 

その時はまだ

母の命日が

直ぐ、そこまで来ているとは気づかずに