家庭環境が良くないとどんな影響を与えるのか?

その中でも、最も影響するのは母との関係だと思う。
愛されていると感じ安心と安全を感じる。

もし、愛・安心・安全を感じられなかったらどうなるだろう??

きっと、誰かに求めると思う。

求めても与えられなかったら、きっと心は枯渇する。

心が枯渇したまま親になったらどうなるだろう??

親として子供に健全な愛・安心・安全を与える事ができない。

そんなふうに、連鎖は起きてしまうのだと思う。

きっと、私の母もそうだったのだと思う。

【自己肯定感】という言葉がある。

低いとか高いとか・・

いろいろな表現はあるけど

 

 

 

そもそも、健全な母子関係を築く事が出来なかったら

低いも何もない

何もない・・が正しい

 

 

 

母は私を愛していた

今はそう思う事ができる

それを確信したのは

母がこの世を去る数日前からのこと

母は母なりの愛し方で私を愛した

数年前から自分に言い聞かせるようにそう思っていたが

今は間違いなく母は私を愛していたと言える

 

それは、私が幸せになる事を諦めなかったから

 

 

 

自己肯定感がないとどうなるか?

「どうせ、私なんて」

「頑張っても仕方ない」

やる気が起きない

夢を見ない

将来を考えない

いつも不安定さを感じている

 

 

そして愛・安心・安全を求めて他人に好かれようとする

イエスマンになり自分に嘘をつく

無理をして

限界になる

爆発する

周りの人は口々にいう

嫌なら嫌と言えばいい

無理なら言ってくれたら

好きでやってたんじゃないの?

自己肯定感が無いって、そんなに簡単じゃない

 

 

そもそも自分の気持ちなんてない

だって!!

愛が欲しいの 安心が 安全が

だから

好かれたくて頑張っていただけなのに

一体、どれだけ、頑張ったらいいの???

 

 

世の中で一番の味方であるはずの母親が母と言う機能を果たせなかったら

そんな風になるのも

当然の事だと思う。

 

 

 

ただ、忘れてはいけないのは

その母親もまた、苦しいという事

 

 

 

 

母も苦しかった。

だからこそ、母も母を求めた。

そんな母の心の傷を父は受け止める事ができなかった。父の気持ちは外に外に向いた。

幼少期に受けた、母を亡くすという出来事で心は枯渇し、結婚しても尚、満たされることがなかった。

そんな、母の人生は私に何を教えたか?

子どもの心を育む大切さ

子どもを一人の存在として尊ぶ大切さ

連鎖を止めること