ミラノからワインの王様ピエモンテへは、
電車1本でアレッサンドリア駅に降りた。
ここから迎えが来てくれる。
車で1時間ほどでカネリへ到着。
ピエモンテでは3日間を過ごす予定。
まー本当に何もなくて、ただブドウ畑が広がってる。
知り合いのイタリア人宅に泊まらせてもらった。
何というか、人柄のせいなのか?
田舎のおじいちゃん家に来た気分。
田舎でブドウ畑と宿をしているから、
泊まる部屋もあれば、
プールもある。
そして、周辺の田舎町を車で回ってくれた。
それまたすごいのが、車の運転!
よく、田舎の人は車を飛ばすと言うけれど、これは尋常じゃないスピードだ。
まるでジェットコースター。
怖かったよ。。。
決して車の速度メーターは見せてくれなかった。笑
彼は英語も話せるから辛うじてコンタクトは取れるものの、本当に意思の疎通ができているのか時々不安になる。
こんな時、やっぱり英語を話せないとダメだなと痛感する。
まー私レベルの英語でも生きてはいけるのだけど。
それから、連れて行ってくれた小さな町。
ここでは温泉が湧き出ていた。
硫黄の匂いのする70度のお湯。
そして、教会。
上の写真から奥へ進むと、扉を通り階段を下ってここに来る。
こっちの方が古いらしく、柱はみな石でできていた。
本当に神聖な感じがした。
この2週間見た教会の中では1番だと思う。
知名度がどれほどなのか分からないけど、ここは素敵だ。
そして、また車を走らせてやってきた。
チーズを作っている工場といえば良いのだろうか?
チーズの発酵する匂いが充満してて、日本人にはちょっとキツイかもね。
個人的にはカビの生えた少し寝かせたチーズもいいけど、やっぱりフレッシュチーズが食べやすいかな。
お宿へ帰って来たら
買って来たフレッシュチーズと、
お庭で採れたトマト、
お庭で採れたバジル、
で、カプレーゼを作ってくれた。
そう!こういうのを待っていたんだよー。
何というか自然な暮らしじゃないかー!
私の幼少期は、こんな生活だったなと思い出す。
母が家庭菜園をしていたから、庭から野菜を採ってくるのが私の役目だった。
やっぱり田舎町って素敵だなーと思う。
つづく。