初島滞在3日目。
こちらは黒蜜で。
(前の記事はこちら)
ランチにやってきました「みやした」さん。
初島の食堂街に位置するこのお店。
同じ宿の旅行客に教えていただいたのが始まりで、
すっかり気に入ってしまい二日連続来店です。
メニューはこちら。
昨日、散々堪能させていただいたので、
かぶらないようにアラカルトメニューをチョイス。
最初に頼んだのは、バイ貝の煮付け。
これ、貝がものすごく柔らかいんですよ。よく煮えてます。
柔らかすぎて肝まで引っ張り出せませんでしたが、そこは勘弁。
味もよく染みているし、母いわく今まで食べたバイ貝では一番美味しかったと。
それから、明日葉のかき揚げ。
これはですね、
昨日いただいたのり丼にのっていたのと同じもの。
どうも初めていらしたお客さんが
「絶対このかき揚げを食べてこい!」と言われてやってきたそうで、
何年も通う常連さんも一人ずつかき揚げをオーダーしていたのを見て、
便乗してしまいました。
のり丼はタレがかかってますが、
こちらはお塩でシンプルにいただきます。
海苔の風味が良いし、イカゲソや干し海老なんかも入っていてその辺りがお店独自な感じがします。
そして、イカ肝のホイル焼き。
これはですね、お酒好きには堪らないでしょうね。
思わずごはんを注文してしまいました。
しかし、私は言いたい。
個人的にはもっと塩分をきかせてほしかったな。
お酒のつまみ・ごはんのつまみとしては、それがベストかと。
もうひとつ「イカ肝のよっちゃん漬け」というメニューがあったので、
本当は多分、こちらがソレ系(お酒・ごはん向け)なのかと思いますが。
このホイル焼きは、あくまでホイル焼き。
味付け等はございません。素材そのまま。
ただ、他のみんなは満足してたので恐らく私だけの意見なんだと思います。
そして、このイカ肝のメニュー、同じ食堂街のお店でも見受けられました。
初島名物なのでしょうか?
その他にも、イカの刺身や、イカの丸焼き、などなど。
初島には、新鮮なイカが入ることは間違いないですね。
そして、あぶりシメサバ。
元々、私の好物なんですが、
それを別にしても美味しかったです。
旨みが凝縮されているし、
身も柔らかで、臭みも全くなく、
いや、本当に美味しかった。
美味しいと言う暇なく、
ひとり黙々と食べ進めてました。
そんな美味しさ。
実はご主人、昨日は波が荒く海に行けなかったそうで、
今日は願い叶っていただくことができました。
ということは、お店に行ってもこのあぶりシメサバ
食べられないことがあるのでご注意ください。
天候と漁次第ですね。
そう!コレがポイントです。
この「みやした」さん。
聞いたところによると初島の食堂街で唯一船を持っているお店なんだとか。
もちろん、島ですから魚はどのお店も美味しいのでしょうけれど、
より新鮮な魚がいただける様です。
最後に、、、
昨日に引き続き、のり丼を頼んでしまいましたよ。
お気に入りです。
かき揚げをお塩で食べるのもいいですが、
醤油ダレでごはんと一緒に、
こうして混ぜながらいただくんです。
やっぱり美味しい。
こう言っちゃ悪いですが、
ただ、
海苔のかき揚げをごはんにのせて
タレをかけた
だけなのですが、
クセになる美味しさです。
そうして、食後は、
初島産の天草100%使ったところてん。
酢醤油(関東風)
黒蜜(関西風)
胡麻味噌(初島風)
から選べます。
こちらは黒蜜で。
コシがありますね。
その辺のところてんとは違います。
素材勝負なところがいいですね。
つるっと食べられてしまうので、
もうひとつ食べたくなるところでした。
新鮮ですもの、そりゃ美味しいですよ。
ただ、ここのお店の売りはそれだけじゃありません。
本当にみなさんの人柄が素敵。
気さくで、愛想よく声を掛けてくださり、対応にやさしさを感じます。
数年ぶりに来たお客さんが
わざわざお土産を届けて来るくらいですから、
本当に味だけじゃない魅力を感じました。
とはいえ、島のお店だからなのか、
お店の中は座敷とテーブル席に丸椅子。
お店の方も3〜4人で回されていて、
お料理が一通り出てくるにもお時間かかります。
その辺りは悪しからず。
地元の女の子たちは自ら伝票に注文を書いたり、
ちょっぴりアットホームで港の食堂街らしいお店でした。
「みやした」さん、今度初島に行った時はまた予約して伺います!
ごちそうさまでした。