私はもともと、神社が好きで
夏の旅行には皆を連れて、有名な神社に良く行っていた。
もちろん妹も。
そして
神にもすがりたく
すぐ、地元の榛名神社へ行った。
お守りとお祈りと、
「助けてあげて下さい」と…。
そしてお守りを渡した。
妹は初期治療が終わっても
まもなく再発、転移…
それでも前向きに抗がん剤を頑張って
腫瘍が小さくなったと、聞いて
お礼参りにも行った春。
だけどね、
違うところにたくさん転移していた…
もう、何も出来なかった。
余命を共に過ごすことしか、もう選択はなかった。
正直、妹を亡くしてから神や仏なんて
いるものか!
恨んだ、憎んだ…
しばらく神社には行かなくなった、違う
行けなくなったと言うのが正しい。
素直に向かい会えないだろうと。
だけれど、妹がいなくなったことで、自分の心のよりどころを探すようになった。
休みができたので
向かったのはあの榛名神社。
朝から行ったから、1人で参拝した。
誰もいなかったから。
報告をした。
神様は、苦しんでいた私達に何を与えたのかは今だにわからない。
ただ、空にいる妹の幸せをお願いした。
たくさんの空気を吸い
紅葉を見て
滝の流れや、木から立ち昇る湯気。
確かに自然と触れ合った。
今も、時々ふさぎこむ私の
何かが変わっていって欲しい。
新しい何かや、
残された自分の命の道しるべが欲しかった。
妹への報いでもある、私はやっぱり、
お空の人達も、この世に生きる人達も
大切な人を
これからも
想い、応援して、支えること。
それしかないんだと言うこと。
看護師をしてきた今までの人生が腑に落ちた。
当日は快晴の空。
空から見てるかい?
たくさんまた、神社行こうね⛩





