学生時代のクラスメイトから送られてくる年賀状。
本来は喜ぶべき年賀状にコメントが、
”悪意”しか書かれていない、
神経疑う事もあった。
友人の方にも年賀状を送って来ていたそうで、
（同じ学校、同じクラスだったので）
楽しいはずの年賀状・・・・でも、
同級生から友人へ宛てた年賀状のコメントは、
友人と同級生がたまたまスーパーで偶然会った時に
『兄弟ほしいんだけど、残念ながら流産してしまってね・・・』
と、友人本人の口から聞いているにも関わらず、
「今年は流産しないで兄弟出来ますように！
娘ちゃんが絶対寂しがってると思うよ！
うちは3人いるよ！
賑やかで楽しいよ！」
などなど、ズラズラと
悪質な言葉が書かれた年賀状だった
このコメントに友人は声を上げて泣きくずれ、
ようやく気持ちが落ち着いた時に
その年賀状を持って郵便局へ「受け取り拒否」を
申し込んだそう。
あまりに酷いコメントだったので、
郵便局の方からも
「こんなに非常識なコメント、
私は見た事が無いです
受け取り拒否をしっかりしておきますね！
本当にお辛かったですね
」
と言うほどのコメントだったので、
すんなり「受け取り拒否」が出来たんだそう。
後々、友人とのランチの時にこの話を聞いて
私は絶句した
そして学生時代、1番の友人に
掛ける言葉が何も見つからなかった
自分の無力も覚えてる・・・・・
私にも「失礼なコメント」が書かれていた
嫌な年賀状もあって、
「年始からよくもまあ、こんなこと書けるな～
」
とは思ったけど、私は気にも止めなかった。
なぜなら、年に1回目にするだけの存在。
1年間全く接点もない、
同級生の存在さえも忘れ去る関係で、
「年賀状のくじの要員」として
無言で受け取り、
くじが終わったら迷うことなく
燃えるゴミで処分している
ﾊﾞ～ｲ
そんな問題のある同級生とは
学生時代に親しくしていた記憶がないのに
「どうして
」と思ったりもしたけど
そういう性格なんだろうと
済ませた。
彼女との再会は、産院の帰り。
妊娠中、私はツワリがものすごく酷くて、
寝ても起きても、何をどうしても
ずっと延々と気分が悪い吐きツワリ。
飲み物は調子が良ければ少し飲めたけど、
食べ物という
固形物なんてひと口もする事が
出来ず、
食べ物の匂いだけでも気分が悪くなり、
ひたすら吐く。
何日もまともに食事してないので、
もう吐くものなんてないのに、
吐いて過ごして、点滴だけで何とかしのいで過ごしていた。
あと、歯磨きが1番辛かった。
歯ブラシを口に入れた瞬間、
「おえ～～～」だった
くらいに酷かったので、
歯磨きの事は
もう歯科で綺麗にしてもらう
と割り切り、歯科に通ってた。
ちなみに、吐きツワリで全く食べれなくて、
私のように7キロ、8キロマイナスになろうとも、
お腹の中には栄養がちゃんとあるそうで、
そんなに子供には影響がないそうなので
「べビちゃんのことは気にせず、気持ち悪かったら吐いてね
」
と、男性の先生ににこやかに言われたなあ(;'∀')
そんな吐きツワリが酷い中、
この日は珍しく吐き気がなくて調子が良くて、
私にとって3ヵ月ぶりに気分が少し良かったので、
「調子の良いうちに、マタニティグッズを揃えて置こう
」
と、わりと産院に近い場所にイオンがあったので、
お店やブランドなんてどこでも構わなくて、
『マタニティグッズさえ揃えられればいい』
と思い、必要最低限のみを買ってお店を出たところに
急に声をかけられた。
振り返ると、なかなかポッチャリの女性が立っていた。
彼女は「あ～やっぱりAyuriちゃんだと思った！」と言う。
「え
私の名前知ってるの」と思って驚いてる私
を
全く気にすることなく
「ねえ、ねえ、お茶しよーよ！久しぶりじゃんねえ～」
と、どんどん話をしてくる
彼女の事を本当に分からなくて、
私の態度にようやく察したようで、
「同じクラスだった○○だよ！今は△△って名前だけどね」
と言う彼女。
○○さん・・・・○○さん・・・・○○さん・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ！
おとなしめだった○○さんか！
ああ、思い出せて良かった(^^;)
でも、「Ayuriちゃん」と呼ばれる仲でもないし
何度も何度もしつこいほどに
「お茶しよーよ！」と誘われ、
「話す内容も見つかりそうもないけどな」
とは思ったけど、承諾しない限り、
このしつこさは解決はないだろうと思うほど
本当にしつこかった
お店に入って食べ物の匂いで気分悪くなったら
それも失礼だしな
と思って断ってたけど、
「私は気にしないからいいじゃん！！！」
を繰り返すので・・・・。
しかし、このとき彼女は色々仕掛けていたよう。
「お店はここが良い」と言われたお店はイタリアン
まったく乗り気ではなかったものの、
「すっごいお腹すいたー！！
私、お昼食べ損なったー
」
とお店の前で かなりのボリュームで言うもので・・・・
席に案内され、メニューを私に見せて来て
「ねえ、どれが食べれないやつ 気分悪くなるやつ」
と聞かれて、
「今日は大丈夫。私に遠慮せず、好きな物を注文して
」
と言う私に何故か不満顔。
「教えてくれてもいいじゃん
」と。
そう言われても・・・・
「いや、本当にとくにコレってないから」
と言うと
「あ！分かった！匂うヤツだよね
じゃあ、ペペロンチーノね
マルゲリータもバジルあるしね」
と言ったあとで、それを注文
ん
匂いがキツイのをあえて注文
店員さんがお腹ポッコリの私に
すぐに気付き、
メニューにはないんだけど
「ルイボスティ」を勧めてくれたので
それを有難く注文した
彼女の食事風景は・・・・
・・・見苦しく、気持ちが悪かった。
口の中に物が入っているのに、（わざとだろうね）
彼女は「臭い匂う」
とニヤニヤ
あげく ゲップをするという
最悪なマナー違反
この日の彼女はず----っと嫌な人で、
私が通院している産院を知りたがり、
「○○っていう所だよ」と言った瞬間、
「あ～あの殺人未遂された病院ねえー
アタシ、2人目の時にあそこで殺されかけたんよね～」
と、脅すように話し始めた。
けど、話を詳しく聞けば、
先生に再々キツク叱られたにも関わらず、
体重が20キロ増になったので、
子宮まわりにお肉がついてしまって
難産になったという話を
まるで病院に問題があるかのように話していて、
わざと私を不安がらせる、
あおる様な話をしていたのだと、
仕向けたかったと気付いた
この話以外でも
耳を疑う事を色々言われた
「そんなこと、口にする人がいるの」
と思うようなことを延々言い続けていた。
何十年ぶりに同級生に会えたというのに、
ずーーーと嫌なことしか言わず、
何て悲しくて無駄な時間だろう
けど、
「今日を最後に、もう会う事もない人だし」
とすぐに割り切った。
（人間関係、割り切りが必要だと
この時に学んでいたのかもしれない。）
この日の後で知ったけど、
私と同じように偶然
彼女と再会した人は皆、
この日の私と同じように、
ものすごく嫌な思いをさせられて
大激怒している人や、
「ああはなりたくないよね～」
と憐れんでいる人しかいなかった。
彼女からは一方的に来る年賀状。
彼女の元には返信が来ることもない・・・
それでも多分、年賀状を送り続ける事で
誰かと繋がっていると思っているのかも。
でも、引っ越しをしたので
今年限りでもう彼女の年賀状を受け取ることはない。
ＥＮＤ