● 「しくじり先生」で学んだ、心と身体が、回復する住まい

こんにちは、片岡すずみです。

私は『しくじり先生』という番組が好きで、よく観ています。

先週、先々週は、2週続けて、登山家の野口健さんが、エベレストに登った時の、しくじり体験を語られました。

その中で、私達の住まいにも当てはまる、良いお話があったんです。

世界最高峰と共通点があるなんて、まさかですよね(笑)

しくじり先生 野口健さん

From tv-asahi.co.jp/shikujiri/backnumber2/0019/


なんでも、エベレストともなると、ストレートに登って降りてくるというわけには、いかないのだとか。

身体を低酸素に慣らすために、数百m登って降りるというのを、何度も繰り返して、1ヶ月以上かけて頂上まで行くそうです。

なので、5000mほどの所に用意するベースキャンプは、長い登山生活の中で、唯一日常を感じられる場所なのです。

初めて挑戦した時は、精神的に追い込まれたことが、失敗の一番の原因だったと、話されていました。

そこで2度目は、心の状態を良くするために、ベースキャンプの住環境を、改善したそうです!

定期的に降りてくる、ベースキャンプでの過ごし方が、大切だと考えられたんですね。

エベレスト

登っている間は、ずっと強い緊張状態なので、ホッとできるように。

テント自体を大きくして、具体的にはこのようなことを、されました。

・和紙でできた、ランタンを置く

・暖色系のカーペットを敷く

・きれいなトイレにする

・アロマを焚く

・食器にこだわる(漆塗りの箸や、ざるそば用のザルも持参)

かなり豪華にした結果、他の登山家から『野口ホテル』と、言われるようになったそう(笑)

ご自身では、こう話されていました。

「一見、贅沢をしているように見えるけれども、休むところにお金を使うことはとても重要でした」

そして、2度目は心身ともにベストな状態で、登ることができたようです。

この番組を観て、「自分達の暮らしにも、同じことが言える」と思いました。

私達は家の外で、仕事や勉強など、いろいろなストレスに、さらされています。

住まいは、そんな私達の、心も体も回復させる場所。

素敵な照明を使う、さわると気持ち良いラグを置く、食器にこだわる。

そういうことで、私達のストレスって、減らすことができるんですよね。

あなたも心と身体が、癒やされる場所をつくりませんか。


<関連記事>

イタリア旅行で感じた、良いホテルの違い

個人のお家と、店舗の方向けに、賃貸や中古マンションのインテリアコーディネート・リフォーム・リノベーション

リビングキッチンの整理片付けも収納アドバイザーにご依頼ご相談下さい。東京横浜大阪中心に全国の依頼にご対応