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 手や足などに水疱性の発疹が現れる手足口病が、西日本で流行の兆しを見せている。今月13日から19日までの週の患者報告数は、大阪府や高知県など西日本を中心に増加。全国平均も2週連続で増えた。県全体で警報基準値を上回った島根県は「報告数は多い状態」とし、手洗いなど感染予防の徹底を求めている。【新井哉】



 国立感染症研究所がまとめた13日から19日までの週の全国の患者報告数(小児科定点医療機関約3000か所)は、前週比43%増の0.77人となり、過去10年の同時期で2番目に多かった。



 都道府県別では、島根が最も多く、警報基準値の5.0人を上回る5.22人を記録。以下は、佐賀(2.74人)、熊本(2.5人)、大阪(2.39人)、沖縄(2.29人)、福岡(1.97人)、大分(1.94人)、長崎(1.93人)、鳥取(1.79人)、宮崎(1.78人)、兵庫(1.77人)、高知と福井(共に1.73人)などの順だった。



 九州の一部地域で報告数が目立っており、宮崎県の小林(9.7人)や熊本県の八代(6.5人)、鹿児島県の川薩(5.2人)の保健所管内で警報基準値を超過。また、高知県では前週に比べて報告数が3倍近く増えたほか、大阪府でも前週比73%増となるなど、西日本で感染が拡大している。



 手足口病は、水疱性の発疹を主な症状とした急性ウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行することが多い。主な病原ウイルスはコクサッキーA16、エンテロウイルス71で、感染から3―5日の潜伏期間後、口腔粘膜や手のひら、足底などの四肢の末端に2―3ミリの水疱性発疹が現れる。飛沫や接触によって感染する。







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