2024年8月18日 88歳で亡くなった

アラン・ドロン


私の親世代の日本で絶大な人気があったそうです


残念ながら映画館では見られず、

テレビ放送で映画を見ました


9月の三連休はゆっくり休みたくて、

アラン・ドロンの映画サムライ

じっくり鑑賞しました


お亡くなりになり、お目にかかれないと思うと

一層価値が高くなるようで

最初から最後まで(カッコいい…)

佇まいや立ち振る舞いや衣装全てが素敵でした




宝塚の男役さんが、

俳優さんの所作を研究していると言ってました

ハットを被り、鍔を撫でる所作

アラン・ドロンから来ているのでしょうか


外出前に鏡で確認してる場面なんです




ブラックスーツの上にトレンチコートを着用


映画のあらすじは、

組織から殺人を依頼されたが警察に疑われて

警察から追われ、

組織から見捨てられるという

敗者を応援したくなる日本人の心を掴みます


哀愁が漂う男 アラン・ドロン


30代で落ち着いた大人の魅力があります


太陽がいっぱい、は少しあどけない部分があり

それも又応援したくなる役所でした


整った顔立ち&恵まれない境遇

この二面性、ギャップに心を掴まれます


何とか、逃げ切ってほしい〜

殺人犯なのに応援したくなるのは

役得です



広告かポスターか…絵になります



日本ダーバンというスーツの

今でいうアンバサダーになったそうです

親から聞きました


着こなしを真似する人が沢山居たんでしょうね




妻、ナタリー・ドロン

婚約者の役でした

「私の事、まだ必要としているんでしょう?」


警察にはアリバイの為に婚約者と言ってますが、

新しい恋人がいるみたいなんですよね、

お互いに


匿った事で警察の捜査が有った後、

ラスト前に婚約者の所に行くんです


心配だからか、一目見たいからなのか


元彼女は未だ自分を少しは想ってるはず…

随分都合がいいのが許されるのは

アラン・ドロンだからでしょうかね


元彼女は惚れた弱みなのか

アリバイ工作に協力しています


美男美女のお2人でした




ラスト前


見てる人は、どうなるか予想がつきます


悪い役なのに最後まで応援してしまう


スーツとトレンチコートの着こなしを

ずっと見てました



トレンチコートに押されない魅力があります


人気全盛期の1970年代を知らないのですが、

日本人に絶大な人気があるのは

髪が黒で馴染みのある色だった事も理由の1つなのかと思います


もしブロンド(金髪)で目の色が碧眼(青緑)

王子様!な外観だとしたら

あまりにも遠い存在だったかもしれません


髪や瞳の色は個人的な好みですが、

瞳の色がグレーで髪の色が黒だと

日本にも居そうですよね


それで洋風の整った顔立ちですから、

大人気に決まっていますよね


今年、亡くなる事は想定外でした


私がアラン・ドロンに影響されて

買った物があります



アランドロン サムライ ライト


フレグランスミスト

サッパリした香りで持続時間は短め


翌日着る服に遠くからシュッとミストをかけます

かけ忘れる時もあります(⌒-⌒; )


自分では爽やかな香りと思ってるのですが、

息子から「シャンプーの匂い強くない?!」

と最近突っ込まれ、

人が香りをどう感じるか気になり

控えめにしています


使い方が難しい所ですね(・・;)


元々のアランドロン サムライ 

甘いバニラのような香りの香水


令和の今も人気の香水のようです