2021年最後に、今年亡くなられた著名人の紹介をします。
今年も国内外で大切な方々が亡くなられました。
天寿を全うした人から、若くして亡くなった人までさまざまです。
ハンク・アーロン |
(1934年2月5日 - 2021年1月22日)(86歳没) |
1974年に「野球の神様」ベーブ・ルースが持っていた通算714本塁打のメジャー記録を塗り 替えた。バリー・ボンズに2007年に抜かれるまで、755本のメジャー記録を保持。アフリカ系 米国人として人種差別と闘う野球人生を送った。 |
シシリー・タイソン |
(1924年12月18日 - 2021年1月28日)(96歳没) |
強い黒人女性像を演じたことで知られる米女優。72年には映画「サウンダー」でルイジアナ州 の小作農の妻を演じ、アカデミー賞にノミネート。74年のテレビ映画「ジェーン・ ピットマン/あ る黒人の生涯」ではエミー賞に輝き、生涯で同賞を3度受賞した。 |
田中邦衛 |
(1932年11月23日 - 2021年3月24日)(88歳没) |
81年スタートのフジテレビ「北の国から」では黒板五郎役を熱演。89年から出演した大正漢方胃 腸薬のCMでは「食べる前に飲む」というキャッチフレーズを定着させた。93年には映画「学校」な どで、第17回日本アカデミー賞助演男優賞を受賞した。99年に紫綬褒章、06年に旭日小綬章。 老衰のため死去した。 |
古賀稔彦 |
(1967年11月21日 - 2021年3月24日)(53歳没) |
鮮やかな背負い投げを持ち味に「平成の三四郎」と呼ばれ、1992年のバルセロナオリンピック では大会直前に左ひざの大けがを負いながらも男子71キロ級で金メダルを獲得するなどオリン ピック3大会に出場した。がんのため53歳の若さで亡くなる。 |
田村正和 |
(1943年8月1日 - 2021年4月3日)(77歳没) |
テレビ時代劇「眠狂四郎」のニヒルな二枚目から「パパはニュースキャスター」のコミカルな役ま で、幅広い役柄をこなして人気を集めた。「警部補・古畑任三郎」では主人公の古畑を演じて話 題に。独特な口調やキャラクターが受け、シリーズ化された。 |
橋田壽賀子 |
(1925年5月10日 - 2021年4月4日) |
「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」など、数多くのテレビドラマを手がけ、文化勲章を受章した 脚本家。民放のテレビドラマ「愛と死をみつめて」などの作品で知られるようになり、「おんな太 閤記」や「春日局」などのNHK大河ドラマも担当した。 |
フィリップ殿下 |
(1921年6月10日 - 2021年4月9日)(99歳没) |
在位69年のエリザベス英女王(当時94)を支えてきた夫、ギリシャ王国出身。(中国で英国人留 学生に対して)「ここに長く滞在すると、みんな目が細くなるでしょう」などの語録で知られる。 |
小林亜星 |
(1932年8月11日 - 2021年5月30日)(88歳没) |
「この木なんの木」の歌いだしで知られるCMソングのほか「魔法使いサリー」や「ひみつのアッコ ちゃん」などのアニメの主題歌を手がける。俳優やタレントとしても活躍し、「寺内貫太郎一家」 で頑固な父親の役を演じたほか、連続テレビ小説「さくら」で主人公の祖父の役を演じた。 |
ケネス・カウンダ |
(1924年4月28日 - 2021年6月17日)(97歳没) |
ザンビアが独立した64年に初代大統領に就任した。一党支配制度で長期政権を維持したが、 複数政党制移行後の91年の大統領選で敗れた。近隣諸国の独立運動や南アフリカのアパル トヘイト(人種隔離)撤廃闘争の支援に尽力した。 |
ベニグノ・アキノ3世 |
(1960年2月8日 - 2021年6月24日)(61歳没) |
フィリピンの前大統領。父親はベニグノ・アキノ・ジュニア元上院議員、母親はコラソン・アキノ 元大統領。2010~2016年の大統領在任中、南シナ海の領有権問題をめぐり、中国を国際法 廷に提訴したことで知られる。 |
ドナルド・ラムズフェルド |
(1932年7月9日 - 2021年6月29日)(88歳没) |
権謀術数に長けた容赦のないタカ派、2001年1月のジョージ・W・ブッシュ政権で、2度目の国防 長官となり、2003年のイラク戦争に関する批判を受けても、自分の判断の正しさについて譲ら なかった。 |
アミン |
(1973年1月15日 - 2021年7月29日)(48歳没) |
中国・上海でアイドルとして活動。19歳で来日し、サントリーのウーロン茶のCMソング「大きな 河と小さな恋」で注目を集めた。2005年のNHK紅白歌合戦に出場した。7月29日午後3時 55分に病気のため死去。 |
千葉真一 |
(1939年1月22日 - 2021年8月19日)(82歳没) |
1960年TVドラマ「新 七色仮面」の主演で俳優デビュー69年には養成所「ジャパンアクションクラ ブ(JAC)」を設立し、アクション俳優の育成に尽力。クエンティン・タランティーノ監督作「キル・ビ ル」(03)にも出演した。新型コロナウイルス感染による肺炎のため82歳で死去した。元妻は女 優の野際陽子。 |
コリン・パウエル |
( 1937年4月5日 - 2021年10月18日)(84歳没) |
ジャマイカ系移民の子としてニューヨーク市のハーレム地区に生まれ、黒人初の国務長官や統 合参謀本部議長となった。イラクの大量破壊兵器発言については長く悔やんでいたと言われる。 新型コロナウイルス感染症(COVID19)の合併症で死去。 |
川嶋辰彦 |
(1940年4月20日 - 2021年11月4日)(81歳没) |
秋篠宮妃紀子さまの父であり、小室眞子さんの外祖父。中皮腫のため11/4に亡くなる。学習院 大学の名誉教授で、経済統計学などを専門とし、学生とともにタイの山岳地帯を訪れ、水道整 備のボランティア活動をするなど、環境保全の支援活動にも尽力。 |
瀬戸内寂聴 |
(1922年5月15日 - 2021年11月9日)(99歳没) |
1957年に「女子大生・曲愛玲」で文芸雑誌の賞を受賞して文壇デビュー、51歳のときに作家と して新しい生き方を模索したいと岩手県の中尊寺で得度した。1997年には文化功労者に選ば れ、2006年には文化勲章を受章。東日本大震災のあとには、東北の被災地を回って多くの被 災者を励ました。 |
フレデリック・ウィレム・デクラーク |
(1936年3月18日 - 2021年11月11日)(85歳没) |
南アフリカ共和国の最後の白人大統領、獄中にいたマンデラ元大統領を釈放し、アパルトヘイ トを終わらせることに尽力した。マンデラ政権では副大統領を務める。中皮腫のために85歳で 亡くなる。 |
神田沙也加 |
(1986年10月1日 - 2021年12月18日)(35歳没) |
今年亡くなった著名人の中でもあまりにも突然すぎて、ショックを受けて悲しんだ人も多いので は。細かい説明は敢えて避けるが、母松田聖子の99年のアルバム「永遠の少女」に収められ ている「恋はいつでも95点」の作詞家 "ALICE" とは、彼女のペンネームである。当時わずか 13歳。 |
デズモンド・ムピロ・ツツ
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今年も残すところ6時間となりました。 |