【今日の勉強】
数的処理 2h
民法 2h
本読んだ。
司馬遼太郎の国盗り物語第二巻。
戦国大名斎藤道三の話。道三は油売り商人から大名にまで出世した典型的な下剋上大名の一人でクーデタにより美濃守護の座に就いたタイトル通りの国盗り大名。
印象的だったのは、道三の事を腹心でもあり唯一無二の親友でもあると信頼していた
土岐頼芸をクーデタにより失脚させる場面。城落ちで頼芸は川を渡り逃げるんだけど、川を渡った後に道三が船頭に変装していた事に気付く。笠で顔を隠して道三は一言「さらばでござる」と言って舟とともに霧の中に消えていく。
クーデタとしては粋な演出だなと。
もう一つ。
美濃守護になって内政に励み、地盤が固まった時にふと思う道三。一国の城主になるのに30年かかったと。人生五十年夢幻の如くの敦盛を舞った後に、小姓の前で涙を流す。もう一度分の人生さえあれば天下もと人の一生の短さを嘆く。
野望のために幾人もの人を騙し殺してきても表情一つ変えなかった道三が涙を流すのは、この場面だけ。
司馬遼太郎の小説の主人公って、道三のようにハイスペックな人物だらけなんだけど、道三より強い野心と尋常でない行動力を持った人物はいないような気がする。流石に晩年は丸くなって信長に夢を託すけど。
ちなみだけど、信長で有名な楽市楽座は、道三が先に施策したらしい。