まだ少しテンションが高い Ayumiです。


今日、国際文化会館で催された、New York times東京支局長のMartin Facklerさんによる講演会に行ってきました。レクチャーは全部英語、ということだったので理解できるかは不安だったけど、去年出版された本も何度も読んでいたので内容もだいたいカバーできました。
(そういう意味では、今回目新しい情報や発見がいっぱいあったわけではありませんが。)

ネットでも話題になったり、私もtwitterで彼のインタビュー記事をシェアしたこともあるけど、
彼が書いた本のタイトルは
『「本当のこと」を伝えない日本の新聞 Credibility Lost: The Crisis in Japanese Newspaper Journalism After Fukushima』
という、ちょっとショッキングなもの。

この本も新書で読みやすい、なにより大変おもしろいのでおすすめします!
日本の伝統メディア(特に新聞)を批判する本はいくつもあるけど、どこかしら客観視できていない部分もあるような気がします。でもこの本は、Fackler氏の実体験に基づいた参与観察・質的調査のような要素もあるから納得できました。
もう何度読んだことか(笑)

震災報道から入り、日本の新聞、ジャーナリスト、ひいては日本の民主主義にまでトピックは多岐に渡っています。



偶然にも先々週の月曜日、授業で某新聞社(全国紙)の国際報道部、機動特派員の方のレクチャーを受けました。彼のフィールドは中東だし、Fackler氏がいう「日本の新聞記者」とは違うと思います。




この2人の講義の共通項は(彼ら自身が言ったわけではないけど)

「他者のストーリー」に目を向ける


3.11の震災にしても、イラク戦争にしても、そこに暮らす人々には1人1人のストーリーを持ってる。もちろん、それらを全部知ることは不可能だけど、そのストーリーを想像すると、ぐっとその出来事が身近になる。すっと自分の中に落とし込める。
そうすると自然と、相手に思いを馳せることができると思う。


それがジャーナリストの仕事なのかな。
「真実を伝える」ことを前提とした上で、ストーリーを伝える、それを受けった人がどう咀嚼するかはその人次第。



「他者のストーリーに目を向ける」って、
換言すれば「他者(相手)のことを考える」ってことだと思う。

このことは、社会に生きて、社会を作っていく上では基本であり、大事なことだと私は思ってます。

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付け足し↓
お昼に『ガレキとラジオ』 見てきました!

見慣れた風景と知らない人、
見知った場所と知らないストーリー、
知らないことっていっぱいある。まだまだ「他者」への想像力が足りないです。


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情報格差、記者クラブ、就活のこと、など言いたいことは沢山あるけど、まとまらないのでこの辺でやめておきます。
興味ある人は話しかけて下さい、答えは持ってないけど。


卒業論文はまだどう転ぶか分からないけど、燃え続ける大火への1滴の水になるようなものを書きたいです。


thx


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