亀の歩みのシンガーソングライターの大橋歩美です。


前回の続きの4月のお話。


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https://ameblo.jp/ayumusic7/entry-12847980045.html


3日間開催の招待制の展示会『チェコ ガラス•宝飾』へ。

会場はチェコ大使館。


出展者は、チェコガラスメーカーのモーゼルの日本支社モーゼル•ジャパン(MOSER JAPAN)、そして、チェコ産ガーネットを使用した宝飾メーカーのグラナート•トゥルノフ(Granát Turnov)の2社。

加えて、日本で活躍するチェコ人ガラス作家の作品も展示されていました。


モーゼル•ジャパン(MOSER JAPAN)

http://moser.jp/


グラナート•トゥルノフ(Granát Turnov)
※チェコ語

前回投稿のボヘミアン•ガーネットジュエリーのトゥルノフ社の展示に続いて、ボヘミアンガラス展を鑑賞。



ガラス製品が沢山展示されていて、息を呑む美しさに、一点一点凝視しながら眺めていました。


モーゼル社のガラス製品の歴史は、19世紀から。

チェコ北西部ボヘミア地方にある飲泉の湧く温泉保養地のカルロ•ヴィヴァリで、1857年にルートヴィヒ•モーゼルが小さなガラス工房を開いたことが始まり。


その後、ウィーン万博への出品、工場の建設、パリ万博出品と、少しずつ規模を広げ、知名度を上げていきます。


色付きの貴石ガラスの開発や、ローマ教皇への献呈、トリエンナーレ(3年に一度の美術展覧会)などの展示会でのグランプリ受賞など、今なおデザインが国際的に評価され続けています。


デザインは、鉛を一切使わない素材へのこだわりと成型技術は伝統を受け継ぎ、その伝統と共に、モーゼル社のデザインチームが新しいものを生み出し続けてカッティングや彫刻(エングレービング)などの技術を駆使して、幅広いデザインの商品を生み出し続けています。


しゃしんの手前にあるのは、エングレービング技術で天使を一つずつに彫刻されたワイングラスのセット。

手作業で、全て違う柄でした。


中央付近やや奥にある色の濃い同じ形のものは、美術展でグランプリを受賞した『Pear(洋なし)』と言う花瓶。

宝石のような色合い。


同じ形でも着色技術で、色とりどりのグラスを楽しむことができます。


ナポレオンホースと言うタイトルの一品。

ガラスの中に馬や木が。

着色技術による貴石ガラスの「トパーズ」。


花瓶の土台の上に縁が大きなフリルの餃子か、はたまた食虫植物を思わせる形のが乗っていて、全体的にイソギンチャクをも思わせる形の花瓶。

形が斬新だなとじっと眺めていたところ、元学芸員のスタッフの方な、パリの万博なさいに出品されたものであることを教えて下さいました。

ガラスの表面の模様は、奇跡的に出来上がった技術で、ガラスの素材の上に金属製の物質の何かを吹きつけているようです。

当時の技術を使って作られたものはごく僅かしかなく、また、この技術を継承した人はいないので、現在では完璧な再現はできないそうです。

この品も大切に保管されていたも名の一つ。

貴重な一品を拝見できました。


光の当たり方で色んな色に見えるガラスは綺麗です。


こちらは、日本に在住のチェコ人のガラス作家の方による作品。

作家さんもこの日会場にいらしていましたが、タイミングが合わずお話は伺えませんでした。

大きなガラスから、小さなガラス片が少しずつ成長しながら生えているような作品。

ゴジラの背中や、鉱物の原石などをも想起させます。


ガラスだけではなく、ミュシャ(ミュシャは、フランス語読み、チェコのモラビア地方出身のミュシャはの名前は、チェコ語読みではムハMucha)の作品も展示されていました。

何回見ても飽きず、見る度に発見があるポスター画。

一点ずつの作品の中に描かれた装飾の全体、細部の線は見る度に凝視してしまいます。


モーゼル社のロゴと創設年が記されたガラス。

素材にもこだわっているから、シンプルな作りでも美しいのだろうか。


ガラス製品の本体だけではなく、ガラス表面に彫られた模様やカット方法の違いで、光が当たったところも、光が当たって映し出される影までも美しいです。


レフ丸くんも興味津々。


同じ形でも色が違うだけで、見え方がこんなに違うものなのかと、レフ丸くんとじっとモーゼルグラスを見ていました。


ミュシャのポスター画が彫られていました。

ミュシャの作品のデザインは、ガラス製品とも相性が抜群です。

綺麗。


涼しげな色合いの花瓶が、大使館の庭の緑を背景に展示されていました。

より涼しげに見えて、4月だけど汗ばむ陽気のI日だっので、視覚的に心地よかったです。


影の美しさが際立っていました。


綺麗なものだけではなく、かわいいものもありました。

ピエロシリーズ。


ドクターシリーズ。


作ろうと思えば、数限りなく色んなデザインなものを作れてしまうのだろうかと、ガラス製品の可能性を考えてしまった。

果てしないです。


この展示での最後の見納めだと、再びこちらに。


涼しげ。

使用することを想像してみたけど、見ているだけでも楽しいです。


チェコにこれから行く予定の方で、チェコ国内の販売店やギャラリーに興味のある方は、下記サイトもご参照下さい。


ギャラリーは、プラハ(Praha)に2店舗、カルロヴィ•ヴァリ(Karlovy Vary)に1店舗あります。


Moser

https://www.moser.com/cs/kontakty/prodejni-galerie-2


※サイト内の地図の黒いマークがギャラリーの場所を示してます。

 

 日本国内で直接モーゼルグラスを見てみたい方はこちらをご参照下さい。

モーゼルの製品と併せて、ハンガリーのガラス製品も輸入販売しているそうです。


クラブ ヘレンド ジャパン本店

http://moser.jp/info/shops.html



是非一番下までスクロールしてご覧下さい(更新 2024年6月19日)。

 

シンガーソングライター

独自の視点で描いたメッセージ性のある歌詞と耳馴染みの良いポップス、ロック、ポップロックを中心としたメロディーを、薄い倍音がかかった中音域がよく響く声で歌う。

 

胎教音楽としてリチャート・クレーダーマンのピアノを聴いていた(らしい)。

幼稚園入園前から家にあったキーボードで聞こえる音を再現しようとする。

5歳でヤマハのグループレッスンに入会、歌とエレクトーンで音に親しむ。

グループレッスン閉鎖で8歳からヤマハでピアノを習い始める。

学校は苦手だったが、小学校にあった色んな楽器や、音楽の時間の合唱を楽しむ。

中学生ごろから作詞作曲もどきを開始。

高校のオーケストラ部でバイオリンを始めた一方、ピアノはスランプに。

大学の短期留学中、派遣留学生用の特別プログラムとは別に、派遣先大学の音楽部のオーケストラの授業にオーディションを受けて参加。

大学卒業後は、色んなアーティストのライブを観覧しながら音楽の道を模索。

東日本大震災の翌年からボイトレ、作詞作曲、ピアノ弾き方りの勉強を始め、がむしゃらに色んなジャンルの音楽を聴きまくり、コードを初めて習い、ライブ活動もほどほどに行う。

コロナ禍の始まる直前の2019年末からYouTubeにピアノ弾き語り動画を不定期更新開始。


現在は、ボイトレと並行してDTMと動画編集も独学で勉強中。

TikTokを始めました。


デザイナー

派遣社員として働いていたが、体調不良により契約終了。

2022年10月から失業者となり、求職活動をする中で偶然見つけたグラフィックデザインとWEBデザインを職業訓練で半年学び、現在は、通院しながら、職業訓練で学んだ技術を活かしつつ、業務委託(フリーランス)で、動画関連の業務をしている。


チラシ制作、名刺制作、サイトデザイン制作、簡単な動画編集、仮歌の録音など承りますので、各SNSのメッセージ機能でご連絡ください。


面識と良識のある方を優先するかとは思います。

 

YouTubeチャンネル

大橋歩美Ayumusicチャンネル

※イヤホン・ヘッドホン使用、もしくは、音量を気持ち大きめでの視聴推奨

 

☆オリジナル曲

NEW 

二つの絆/大橋歩美(オリジナル曲)

 

 

☆カバー曲

NEW

Hello, Again〜昔からある場所〜/ My Little Lover

 

夢じゃない/スピッツ

https://youtu.be/jKwZt_cOtEY

 

 

少年時代/井上陽水

https://youtu.be/RxAJv81sycM

 

時に愛は/奥井雅美

(劇場版『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』より)

https://youtu.be/kS79sUWiFtY

 

Komm, süsser Tod / 甘き死よ、来たれ

 (劇場版『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』) 

 

♩KAN/愛は勝つ(cover)

♩ZARD/永遠(cover)

 

 

カバー曲まとめ

 

 

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チェコ親善アンバサダー

チェコ政府観光局公認チェコ親善アンバサダー(2019年~)。

2019年、2021年、2022年のチェコフェスティバルで、チェコの歴史、文化、音楽についてのプレゼン&ライブを行った。

チェコ語も学習中(2020年~)。

 

高校で所属していたオーケストラ部で、演奏旅行へ行く機会をいただき、人生初の海外旅行でドイツとチェコへ。

プラハ城(大統領府)内のスパニッシュホールでの演奏や、プラハの旧市街の街並みをみる観光のありがたく貴重な体験から、御伽の国のような街並みをいつかまた見てみたいと思い続ける。

 

現在は日本で触れたチェコ体験をSNSで発信するなど、活動中。

 

ブログテーマ「チェコ親善アンバサダー」まとめ(アメブロより)

【チェコ共和国】出演動画一覧

チェコの音楽スポット

 

 

写真撮影、文 大橋歩美

機材 iPhone12mini