亀の歩みのピアノ弾き語りシンガーソングライターの大橋歩美です。

 

少し間が開きましたが、今月頭にあったジャズコンサート鑑賞時のお話。

 

今年のチェコフェスティバル東京は、キネコ国際映画祭との共同開催でした。

チェコフェスティバル開催前日のプレイベントとして、チェコフェスティバルのステージでも演奏されていたエミル・ヴィクリツキートリオのジャズコンサートが開催されました。

 

 

◾️エミル・ヴィクリツキートリオのジャズコンサート

https://tokyo.czechcentres.cz/ja/program/koncert-tria-emila-viklickeh

 

 

やることがありつつ、考え事をしていたら出発しないといけない時間が来ており、電車に乗り遅れた上に電車が遅延しており、開始から少し時間が経過してから二子玉川駅に到着しました。

そこから会場を目指します。

途中、設営されていた映画祭の特設ステージや物販などのブース用のテントを横目に見ながら会場へ急ぎます。

 

写真は、コンサート会場に向かう道中で撮影したもの。

映画祭の会場でもある二子玉川の駅前商業施設riseに設けられた特設ステージの1つです。

 

会場の中に通してもらった時には、演奏中で、セットリストの何曲目だろうなと思いながらも、自由席だったので、空いている席に着席して、観覧していました。

暗いながらも会場にいる人は、チェコ好きで音楽好き、日本在住のチェコの方が大半で、加えて、チェコフェスティバルより先行して開催されていたキネコ国際映画祭の会場の1つでもあり、子供向けの映画を中心に集めた映画祭なだけあって会場の飾り付けが可愛い。

そして、客席の前方は、親子でくつろぎながら鑑賞できるスペースになっており、絨毯が敷いてあって、その上で靴を脱いで自由に飛んだりしながら楽しんでいる子もいました。

 

◾️キネコ国際映画祭

 

 

エミル・ヴィクリツキートリオメンバー

 

Pf. エミル・ヴィクリツキー

Bs. ペトル・ドヴォルスキー(通称PD)

Dr. イジー・スチヴィーン・Jr.

 

ドラムのイジーは、一家全員音楽家の家庭だそうで、お父様もヴィクリツキートリオのメンバーとして参加したことがあるそうです。

そして、超絶技巧なドラミングが素晴らしすぎて、ソロ回しが出るごとに徐々に会場が沸いていました。

会場を暖められて、自分たちも演奏を心から楽しめるミュージシャンの領域に達したことが私自身はまだないけれども、その領域までに至ことができるのは、相当技術が高くて自信も余裕もあり、演奏しながら一音一音を楽しめる音楽愛が強いからできることなので、心から尊敬します。

 

ベースのPDもとても楽しそうにニコニコしながら演奏していました。

見ているだけも幸せになるステージ。

 

そしてなんといってもヴィクリツキーさんのピアノ。

この日使用されていたのは、チェコのピアノメーカーペトロフ社製のピアノ。

ヴィクリツキーさんのピアノの音とペトロフのピアノの音は相性が良くて、一音一音の音の粒が綺麗に響いていました。

 

当日の会場内での演奏の様子を本当に本当にほんの少しだけ。

 

終演後にピアノの近くに行ってみると、ピアノの後ろに置いてあった椅子の上には、アナログレコードとCDが。

どちらも気になります。

実は、家に昭和の時代に作られた年季の入ったレコードプレーヤーがあるのですが、針さえあれば聞けるかもしれないというほど、ずっと触っていないので、実際は動くかどうかはわかりません。

はるか昔に少し聞いたような気もしますが、CDでは聴けない音だったなとぼんやり記憶しています。

いつかレコードを買って聞いてみたいものですが、この日は、物販はなく、チェコフェスティバルの開催期間中に会場で買えますということは伺いました。

 

レコードのジャケットがおしゃれなデザイン。

CDはドヴォジャークのユーモレスクのジャズアレンジバージョンでも収録されているのかな。

 

ヴィクリツキーさんの手書きのセットリストを書いたメモと携帯、MC用のマイクとペトロフピアノ。

 

コントラバスとレッドカーペット。

弦楽器とレッドカーペットの色合いは綺麗ですね。

 

ヴィクリツキートリオと一緒になんと村上春樹さんがご一緒に写真撮影をされていました。

今年に入ってからも村上さんの本を読んだばかりだったこともあり、後から写真を見返して気づいたすごい光景を目の当たりにしていたんだなと驚きました。

お恥ずかしながら、この写真を撮っていた時点では、ヴィクリツキートリオの3人を間近で同時に写真に収める絶好の機会だ程度にしか思っておらず、一緒に写っているのが誰なのかわかっていませんでした。

 

ヴィクリツキートリオとは親交があることから、今回、観覧にいらしていたとのことでした。

今回のコンサートでのメンバーでレコーディングしたものではないものの、過去に日本でリリースされた3枚のCDの内1枚が、村上春樹さんの「海辺のカフカ」にインスパイアされて制作、2012年にリリースされたものです。

CDを制作するにあたり、村上さんにショートエッセイを書いていただき、コットンクラブでのライブにも観覧にきていただいたことから、親交が続いているようです。

 

村上さん自身が大のジャズ好きで、エッセイ「村上ラヂオ」でもジャズのレコードを買いに行った話などが盛り込まれていたほど、今でもCDではなくアナログレコードを収集して聞いているようなので、とてもいいご縁だなと感じました。

 

「Kafka On The Shore~TRIBUTE TO HARUKI MURAKAMI~ (海辺のカフカ~村上春樹に捧ぐ~)」

 

 

トリオ全員との撮影は成りませんでしたが、一緒に撮影していただきました。

お客様に丁寧にご挨拶して、演奏の時もニコニコと楽しそうにされていたベーシストのPD。

 

チェコジャズ界の巨匠、ピアニストのエミル・ヴィクリツキー。

 

と、この時、日本コロンビアに在籍されていて、現在、共産主義時代の東欧の音楽を日本に広めることにおいては、第一人者と言ってもいい市来さんとお会いしたのですが、その後、会場から出ないといけないから、「時間があるようでしたら、ご一緒にどうぞ」とチェコセンター所長のエヴァさんに市来さんや、他の近くにいた方々と上のフロアに案内していただき、歓談などできるように計らってくださいました。

 

エヴァさんありがとうございます。

 

夜景が綺麗でした。

ドラマーのイジーと。

 

そして、最近「東欧グルーヴ・ディスクガイド 革命前夜の音を求めて」という東欧と一括りにされていた各国のレコードを紹介する非常に内容が濃くて情報量がたっぷりな書籍を出版された市来さんと、プラハでのジャズスポットも熟知されていルホ殿チェコジャズ博士と言っても過言ではない指田さんと。

 

色紙は、予備があるからと市来さんに一枚いただき、ヴィクリツキートリオの3人からサインをいただきました。

貴重な品になりました。

市来さんありがとうございます。

 

「東欧グルーヴ・ディスクガイド 革命前夜の音を求めて」

 

 

 

 

こちらは、キネコ国際映画祭のために毎年日本を訪れているアニメーション作品の監督グラハム・ラルフにいただいたサイン。

可愛いアニメーション作品が多いです。

 

グラハム・ラルフ監督作品一覧

 

 

とても、貴重な時間、貴重な体験ができました。

ジャズピアニストの高木理代子さん曰く「どジャズ」と言われているコメントを拝見したことがありますが、チェコのモラヴィア民謡をアメリカがルーツのジャズのサウンドにアレンジした今までにきたことのない、斬新なサウンドが一番度肝を抜かされました。

チェコジャズの楽しみは、そういったチェコ独自のサウンドが加わっているところに面白みがあるのかなと感じました。

 

この日のステージの模様ではないのですが、チェコ親善アンバサダー仲間の山根さんの撮影したチェコフェスティバルでの屋外のステージの演奏の模様です。

私自身、この時のステージを見ることができていなかったので、とても嬉しい動画です。

 

 

ただ、一つ違うことは、やはりペトロフピアノでのヴィクリツキーさんの演奏のサウンドの美しさと多彩な音色を楽しめた点が一番大きいです。

もし、ペトロフピアノの音を聞いてみたい、試奏してみたい、購入を検討しているという方は、日本で唯一のペトロフの正規代理店のピアノプレップさんにお問合せしてみて下さい。

購入後もとても丁寧な調整をして下さいますよ。

 

ピアノプレップ

機会があれば、エミル・ヴィクリツキーで検索して、CDを探してみたりするのも楽しいと思います。

 

是非一番下までスクロールしてご覧下さい!

 

シンガーソングライター🎤&チェコ親善アンバサダー

胎内でポップスピアニストのリチャート・クレーダーマンを聴いていた(らしい)。

2~4歳ごろ、家にあったキーボードに興味を示しす。

5歳からヤマハの音楽教室のグループレッスンで読譜は苦手ながらも、歌とエレクトーンで音に親しむ。

8歳からグループレッスン閉鎖に伴いクラシックピアノに転向(楽典や基礎的なことはあまりやらず、ほとんど好きな曲を弾かせてもらっていたので、大した知識なし)。

幼稚園〜高校までに、授業やクラブなどで色んな楽器や合唱に親しむ。

中学生ごろから譜面の書き方が良くわからないながら作詞作曲もどきを開始。

高校のオーケストラ部でバイオリンに初めて触れてはまる一方で、ピアノはスランプに。

大学の必修科目の短期留学中に、留学生向けのプログラムと並行して、現地の大学の音楽部のオーケストラの授業にオーディションを受けて参加させてもらうが、あまりにも英語がわからず何が身についたかは不明。

大学卒業後は、色んなアーティストのライブを観覧しつつ、音楽の道を模索。

東日本大震災の翌年から歌や作詞作曲の勉強をようやく開始。

クラシック、ポップス、ロック、JAZZ、ソウル、各国の民族音楽とジャンルを越えて、洋楽、邦楽、インスト、歌物ひたすら色々聴くようになる。

2012年末〜2014年にかけて月一回以上のペースでライブ活動を実施。

コロナ禍の始まる2019年末から、不定期にピアノ弾き語り動画をYouTubeに更新開始。

現在、職業訓練でDTPを学び、求職活動と並行して、新しい技術の習得・制作・SNS更新中。

 

独自の世界観でメッセージ性があり、耳なじみの良いポップス、ロック、ポップロックを中心とした楽曲制作と、洋楽・邦楽両方をピアノ弾き語り中心に演奏。

 

チェコ政府観光局公認チェコ親善アンバサダー(2019年~)として、2019年、2021年、2022年のチェコフェスティバルで、チェコの歴史や文化と音楽についてのプレゼン&ライブを行った。

 

YouTubeチャンネル

iPhone一発撮りピアノの弾き語り動画(音声加工や凝った編集なし)をスローペースに不定期更新中。

腱鞘炎持ちで、心身の不調からくる身体の使い方の悪さを改善しながら、ピアノと歌のバランス、原曲の雰囲気とを可能な限り念頭に置き、その時の持てる力の限りで可能なアレンジで演奏。

ピアノの弾き語りに馴染みのない方、弾き語りに興味のある方、忙しくて動画も見てられないと言う方も、動画を凝視しなくてもBGM代わりにお気軽にご視聴&ご試聴下さい。

 

間奏以降の演奏にも注目して、いただけたら嬉しいです。

 

チャンネル登録、高評価、シェアをしていただけると、大変励みになります。

各動画の概要欄とブログに毎回動画の概要、動画撮影裏話など記載しているので、併せてお楽しみ下さい。

 

大橋歩美YouTubeチャンネル

※イヤホン・ヘッドホン使用、もしくは、音量を気持ち大きめでの視聴推奨(本来の声質が聞き取りやすいかと思います)。

より最新の機種の方が音質が良いかも。

古いPCなどだと音がこもって少し割れて聞こえる傾向があり。

 

☆オリジナル曲☆

NEW 

二つの絆/大橋歩美(オリジナル曲)

Art〜生き様〜/大橋歩美(オリジナル曲)

https://youtu.be/eKiNVYPf8jc

 

 

☆COVER☆

NEW

Hello, Again〜昔からある場所〜/ My Little Lover

 

夢じゃない/スピッツ

https://youtu.be/jKwZt_cOtEY

 

 

瀬戸内国際芸術祭2022応募動画

海を渡ったチヌ/山地真美

https://youtu.be/EQMgljehBKo

 

IMAGINE/ Johnn Lennon

https://youtu.be/X42a0tZHcOg

 

YELL/ いきものがかり

https://youtu.be/WLrcQt73TW0

 

少年時代/井上陽水

https://youtu.be/RxAJv81sycM

 

時に愛は/奥井雅美

(劇場版『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』より)

https://youtu.be/kS79sUWiFtY

 

Komm, süsser Tod / 甘き死よ、来たれ

 (劇場版『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』) 

 

Lost in The Woods / Jonathan Groff(ピアノ弾き語りカバー)

『アナと雪の女王2』(原題『Frozen2』)劇中歌

 

HOWEVER/ GLAY(ピアノ弾き語りカバー)

月光浴/柴田淳(ピアノ弾き語りカバー)

 

♩KAN/愛は勝つ(cover)

♩Do As Infinity/深い森((cover)コラボ動画)

♩ZARD/永遠(cover)

♩WANDS/明日もし君が壊れても(cover)

♫DESPERADO/THE EAGLES (cover)

 

カバー曲一覧

 

その他SNS

 ✴︎Twitter

https://twitter.com/gomashiodar

 

✴︎Instagram
https://www.instagram.com/ayumi.ohashi/

 

 

チェコ親善アンバサダー

チェコ政府観光局公認チェコ親善アンバサダー(2019年~)、チェコ語も学習中(2020年~)。

 

高校時代所属していたオーケストラ部。

演奏旅行の機会を得て、人生初チェコのプラハへ!

プラハ城(大統領府)内のスパニッシュホールでの演奏を経験。

プラハの旧市街広場などを観光して、御伽の国のような街並みをいつかまた見てみたいと思った。

 

現在は日本で触れたチェコ体験を上記SNSとブログ、YouTubeで発信中!

 

ブログテーマ「チェコ親善アンバサダー」の一覧

【チェコ共和国】動画一覧ページ☟

https://www.youtube.com/c/CzechRepublicJP/videos

 

チェコウィークオンライン2020

音楽好きにおすすめ!チェコの音楽スポット♪

 

ここまでご覧いただきありがとうございます。

行ってきた所の写真でブログに載せきれていないものを見てきた感想などと共に、また、日々の生活や社会について思ったことや日本でのチェコ体験レポート、カバーやオリジナル曲をSNSから随所発信しています。

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写真撮影、文 大橋歩美

機材 iPhone12mini