亀の歩みのシンガーソングライターで、チェコ親善アンバサダーの大橋歩美です。

 

週末10/22(金)〜10/24(日)の3日間、渋谷ストリームホールで2年ぶりに会場で開催されたチェコフェスティバルでした。

イベント詳細は、こちら下差し

https://czechrepublic.jp/sneak-peak/czechfestival/czechfestival2021/

 

 

 

 

前回の続き

そして、今回も一昨年のプレゼンテーションと昨年のチェコウィークオンラインでの動画出演に引き続き、プレゼンテーションをやらせていただきました。

登壇時はPCの動作と操作により、内容を伝えることに支障をきたさないかで心配しながらでした。

 

プレゼンテーション内容は、チェコの一年のイベントと歌曲(クラシック、宗教音楽、ポップス、童謡)と歌曲にまつわる器楽曲のお話も混ぜつつの音楽のお話でした。

加えてチェコの歌をチェコ語で二曲ピアノ弾き語りいたしました。

 

プレゼンテーションでお話しした内容を、折角なのでブログで実際に使用した資料と共に何回かに分けてシェアしています。

今回はその第4弾投稿!

 

動画も編集が出来次第、アップしてブログも書こうと思っています。

 

11月

11月2日 死者の日(Dušičky) 

 

意図はしてませんでしたが、今日の日に合わせて投稿できました爆笑


キリスト教伝来以前からの習慣。

お墓参りをして、お墓に花やたくさんの蝋燭やランプを供えて、静かに過ごす日。

日本のお盆やお彼岸のような日です。


この日に因んだ骨の形のパンも食べられているようです。


前日の11月1日はキリスト教由来の諸聖人の日。

死者の日とは由来は別です。

でも、2日続けて祖先や聖人を慰め讃える日という点では同じ。

 

ケルト由来と言われているカボチャをくりぬいたジャコランタンを飾るハロウィンよりも前からろうそくやランプを飾ってきていました。

 

また国は違いますが、「リメンバー・ミー」でも描かれていたメキシコの死者の日と同じ11月2日です。

どうやらスペインからの侵略で、8月に骨を飾る風習があったけど、諸聖人の日に合わせて11月に変わったようです。


騎馬民族のケルト人とメキシコの先住民のアステカ人のルーツも死者の日の起源は違うとは思いますが、祖先の魂を慰める日という点では共通。


顔に骸骨のペインティングをしたり、マリーゴールドやランプ、蝋燭を飾った祭壇を家庭に設けるメキシコと、お墓参りをしてたくさんの蝋燭やランプを飾るチェコ。


こうした文化の比較みたいなのも面白いなと書いてみました。

 

そして、死者の日を描いた曲はこちら。

ルンルンDušičky/ Daniel Landa

 

個人的には、この曲はおすすめです。

かっこいいですよ


キーを変えて歌ってみたい曲でもあります。

 

この行事の紹介資料

 

 

11月11日 聖マルチンの日(sv. Matin)

 

雪の日に半裸の物乞いに自分の身に付けているマントを剣で半分に割いて与えたマルチン。

その後、夢の中に半分に割いたマントを纏ったイエスが彼の夢に出てきたとされています。

そんなこともあり聖人に。

 

この日は、マルチンの命日でもあり、収穫祭の日でもあり若いワイン飲みます。


ボージョレ・ヌーボーの解禁日も11月の第3木曜日で近いですよね。


また、「聖マーチンは白い馬に乗って現れる」と言われて、この日から寒さが本格化する冬の始まりの日。

ガチョウや、クルミ入りのロフリーク(チェコのロールパン)を食べます。

 

音楽は特にないですが、季節の流れやこんな日もあるのかというのを知って楽しめるかなとご紹介しました。


こちらや他も参考に書きました下差し

チェコTVの「私たちの文化」より


 

この行事の紹介資料

 

11月17日 「自由と民主主義を求める闘争」の日(祝日)Den boje za svobodu a demokracii 祝日

 

1939年にナチスドイツの侵攻へのデモをした当 当時のチェコスロバキア学生らを殺害してデモが鎮圧された日。


1942年にアメリカのワシントンで、この日の犠牲者を追悼したことから国際学生の日でもあります。


1989年11月17日の国際学生の日に学生らがデモを始めたところ、プラハのヴァ―ツラフ広場に結集する民主主義を求める人のデモに発展し、次第にデモはチェコ全国へ発展して民主化へ。


旧ソ連の崩壊と同時に東側の共産主義圏の他の国のベルリンの壁の崩壊と東西ドイツの統一、ポーランド、ハンガリー、ルーマニアなども民主化を成し遂げました。


このデモによる民主化革命は、血が流れなかったためなめらかな生地のビロードに例えて、「ビロード革命」と言います。


冷戦も戦果を交えなかったから冷戦と言うけど、うまい言葉を考えるな。

感心するところでも無いかもですが。


 

この行事の紹介資料

 

この日に因んだ曲はこちらの二曲。

両方ともビロード革命の日に歌われた時の模様です。


ルンルンチェコ国家 我が家何処や(Kde domov můj)

 

チェコのスターのカレル・ゴットとフォークシンガーのカレル・クリルが民衆の前で歌った。

当時、チェコスロヴァキアの国家は無く、チェコ国家とスロヴァキア国家を順に歌っていた。

 

ルンルンマルタの祈り(Modlitba pro Martu)

 

民衆の前でアカペラで歌唱。

 

チェコフェスティバルでは、この2曲をプレゼンテーションの時に歌わせていただきました。


撮影:チェコ親善アンバサダー とまきさん



動画は編集してYouTubeへの投稿が完了したら改めてブログ投稿して、ブログでもご案内いたします口笛

 

続きは、また次回最後。

12月の行事についてご紹介いたします。

良かったら覗いてみて下さい。

 

大阪の堺市でチェコフェスティバルin関西が本日まで開催でした。

行かれた方はどのくらいいるのでしょう?

SNS上での投稿を見て、想像して楽しんでいましたが、大盛況だったようですよ。

来年行ける機会があれば行ってみたいなニコニコ

 

https://tokyo.czechcentres.cz/ja/program/cf2021-kansai

 

 

読んでいただきありがとうございますニコニコ
 
↓↓↓こちらも併せてご覧下さい。↓↓↓

 

大橋 歩美の説明書

 

 

亀の歩みのシンガーソングライター🎤🐢

幼少より音に親しみ、ピアノ、高校のオーケストラ部でバイオリンに触れ、作詞作曲もどきをしていたが、歌や作詞作曲は東日本大震災の翌年から開始し、現在は、派遣社員として働きながら音楽での仕事も副業でも良いのでできないか勉強と模索をしつつ、認知度向上も兼ねてのため地道にYouTube動画更新のみの活動中。

クラシック、ポップス、ロック、JAZZ、ソウル、洋楽、邦楽、インスト、歌物問わず聴き、演奏ジャンルは、ポップス、ロック中心。

 
 

🎬YouTubeチャンネル

2ヶ月に一本ほどの亀ペースで更新中。

良かったらチャンネル登録していただけたら嬉しいですおねがい

 

NEW  

少年時代/井上陽水

https://youtu.be/RxAJv81sycM

 

 

時に愛は/奥井雅美

(劇場版『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』より)

https://youtu.be/kS79sUWiFtY

 

 

Komm, süsser Tod / 甘き死よ、来たれ

 (劇場版『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』) 

 

 

Lost in The Woods / Jonathan Groff(ピアノ弾き語りカバー)

『アナと雪の女王2』(原題『Frozen2』)劇中歌

 

 

HOWEVER/ GLAY(ピアノ弾き語りカバー)

 

 

月光浴/柴田淳(ピアノ弾き語りカバー)

 

 

大橋歩美YouTubeチャンネル☟

 

 

●過去のライブ、イベントでの動画

 

 

※特別な機材は一切使用していないので、イヤホン使用での視聴の方が生音に近い音で聞こえまるので推奨。


♩KAN/愛は勝つ(cover)

♩Do As Infinity/深い森((cover)コラボ動画)

♩ZARD/永遠(cover)

♩WANDS/明日もし君が壊れても(cover)

 

 

 

 

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🇨🇿チェコ親善アンバサダー

高校時代所属していたオーケストラ部での演奏旅行で初めてチェコのプラハへ。

 

現在は国内の身近なところで、実際に触れたチェコ体験を上記SNSで発信中!

 

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