【スタッフ日記】発達障害者に言ってはいけない言葉2(高橋) | 成人発達障害と歩む会「シャイニング」のブログ

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当会は当事者会、親の会、就労支援団体、発達障害者(児)の人権保護団体ではなく、発達障害の理解を広める団体です。


シャイニングの高橋です。

発達障害者に言ってはいけない言葉が他にもあるので書きたいと思います。

 

●「しつこい」「ガサツだ」 

 

これはタダの中傷になるだけで言っても意味がない。

 

 

 

●目線に関する言葉

「目を見て話しなさい。」「目が泳いでいる。」「目線が不自然。」

 

●「こんな人初めて見た(暴言)。」

 

●「変。」「変わっている。」「天然。」など人を変人呼ばわりする言葉。

 

●「出来ないお前が悪い。」等出来ない事を責める言葉。

 

●イヤミな言葉全般。

「日本語分かる?」

「どうせ無理でしょ。」等の「どうせ」の言葉。

(それなら頼まなければいいのに)

 

●定型発達(発達障害が無い人)と同じになるように強いる言葉

 

「普通にして。」「普通になりなさい。」等普通を強いる言葉。

 

後は親が子にいう言葉で「アナタが普通に産まれてくれば良かった。」

さすがにここまで言うのは親として人として問題があると思うのですが。

 

●当事者の親の育児や家庭環境や家族の資質を疑う言葉

 

(言うのは絶対NG!誰も親や家庭環境は選べない。シングルマザー(ファザー)が要因で

発達障害にならない。親の育て方や親の資質のせいで発達障害になったのではない)

 

「親の顔が見たい。」「親の育て方が悪い。」「甘やかされて育ったんじゃないの?」

お嬢様(お坊ちゃん)育ち発言

 

「親(もしくは兄弟)は普通なの?」

 

「母子家庭だからこうなったのでは?」

「母子家庭で親の愛情が足りないんじゃないの?」

 

●死ね、あっち行け、出ていけ、帰って(当事者がいつまでも出来なくていら立つ時に言う言葉)

や消えろ等存在を否定する言葉

 

●動作のゆっくりさを非難する言葉

「グズ」「ノロマ」「トロい」「鈍い」

 

●「あなたの為」等の言葉

「あなたの為に言っている。」「あなたの為にやっている。」

 

人の為に何かをするのは素晴らしいと思います。

 

本当に「あなたの為」であれば「あなたの為」という言葉は

心に留めておくといいですよ。

 

心から「あなたの為」にやっている人は心に留めて行動に移すだけだと思います。

 

△言われて微妙な言葉

 

「発達障害は個性(良い意味で)。」

 

発達障害は個性ではないと思っている人もいるから。

個人的には言わないのが無難。

 

「面白いね。」(誉め言葉と取らない人もいる)