【開催報告文】怒りの奥にあるニーズに気付く「怒りのセルフコントロールワークショップ」 | 成人発達障害と歩む会「シャイニング」のブログ

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当会は当事者会、親の会、就労支援団体、発達障害者(児)の人権保護団体ではなく、発達障害の理解を広める団体です。

先日のワークショップ2部、2コマ目も濃厚な内容でした。

 

「怒りはどこからやってくる?」

 

というテーマで、怒りを表現する、怒りを感じてみる。という工程がありました。

 

そして、どこからくるのかをたどっていくと、シンプルで明確な思いがそこにあることに気付きました。

 

認めてほしい。

信頼してほしい。

自由にさせてほしい。

決めつけないでほしい。

 

などなど・・・。

 

怒りは二次的感情であり、必ずその奥に一次的感情がある。

 

それを上手に伝えることも大切。ということを学びました。

 

いよいよ、次回が最終回です。

 

シャイニングでは、今後も定期的にワークショップを行っていく予定です。

 

今回のワークショップとも関連した内容を検討中ですので、どうぞ、お楽しみに!

 

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今回のワークショップのご感想(抜粋)

 

・自分を苦しめている枠を広げる。

 

・一次感情(ニーズ)は、「私を大切に扱ってほしい」「私を尊重してほしい」ということに尽きるのかなあと感じました。

 

・親から大事にされなかったから、夫に対して「いつでも私を最優先にして」と思うのかなと思いました。「いつだって一番大事にしてよ!」という気持ちを言葉にできてスッキリしました。

 

・怒りを感じたら、自分のニーズを探ってそこを満たすことが大切だと学びました。

 

・怒りの根底にある一次的感情(欲求)を相手にきちんとアイメッセージで伝え、相手の一次的感情を理解するように努めなければならないと思います。

 

・怒りの奥にある想いや願望に目を向けることが大切だということを学びました。