◎先日、静岡ホビーショーへ行って疲れてしまったのと、最近はカセットデッキばかり直していて、すっかりレンズの事をやっていない自分だったりします。
なので今回は過去に分解清掃したタムロン「TAMRON 80-210mm F3.8-4 (03A)」を載せる事にしました。
☆今日の聖句 ローマの信徒への手紙 10:14 新共同訳
ところで、信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。聞いたことのない方を、どうして信じられよう。また、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。
イエス・キリストの名前は歴史の教科書にも登場しますが、その教えについては伝える者なくして誰も知ることができません。主イエスが身をもって示した神の愛と御国の福音を正しく宣べ伝え、罪らの解放と永遠のいのちに至る教えを信じる者が一人でも起こされるよう励む私たちでありますように。
①タムロン「TAMRON 80-210mm F3.8-4 (03A)」
1979年発売・1982年生産終了 レンズ構成: 10群12枚 最小絞り: f32
開放F値: f3.8-4 最短撮影距離: 0.9m 直進式ズーム 最大撮影倍率: 1:2.8
フィルター径: 58mm フード内臓 マウント: アダプトール2 モデル名: 03A
重さ: 610g 外寸: 64.5x151mm
「03A」はタムロンの「80-210mm F3.8-4」シリーズでは初期のモデルで、1981年に内蔵フードを省略して小型化された「103A」、1986年に軽量化された「46A」で幕を閉じましたが、シリーズ累計50万本も売れたヒット商品だったみたいです。
だからドフのジャンクコーナーではよく見かけるんですが、良く写るのでお気に入りだったりします。
②それではレンズの分解清掃をします
A: フードは外さなくても出来ますが、今回は外して整備します。
ロックリングを固定して、フードを反時計回りに回して外しますが、中の溝にフリクション用の細い板バネが入っているので気を付けて下さい。
B: 1群ユニットを外す前に先端から1群までの深さを測定しておきます。
測定する理由としてここは無限遠調整になっているからです。
C: イモネジを緩めます。
1群ユニットを組み立てる時にこのネジ穴から覗きながら、ユニットに付いているイモネジの打痕を穴のセンターに合わせれば、出荷時の調整に合わせられます。
D: 1群ユニットを外します。
③1・2群のレンズ清掃
A: 1群ユニットを分解して各レンズを清掃します。
B: 2群ユニットを外します。
C: 2群ユニットを分解して各レンズを清掃します。
D: 指標リングを固定している①のネジを外したら、②のメンテナンスホールのネジも外します。
次に指標リングを回転させると、鏡筒の前後を固定しているネジ4個が見えると思いますので、メンテナンスホールから4個のネジを取り外します。
(写真ではマウント部の飾りリングが外してありますが、外す必要はありません)
④鏡筒の分離
A: 4個のネジを外すと鏡筒が分割できます。
B: 組み立て時の為に合わせ位置マーキングをしておくと良いです。
C: 3群レンズを外します。
D: 4群レンズユニットを外します。
⑤3・4・5群レンズの清掃
A: 4群レンズユニットを外した状態で、ここから絞り羽根の点検清掃もしておくといいです。
B: 外した3・4群レンズを清掃します。
C: 5群レンズを取り出しますが、スペーサーを外す時に向きマーキングをしておくと良いです。
D: 外したレンズを清掃します。
後は逆の手順で組み立てれば完成です。
⑥TAMRON 80-210mm F3.8-4の作例
80mm f11.0
使用カメラはフルサイズ一眼レフカメラの「ニコンD700」になります。
絞り値と焦点距離は分かる画像のみ記載しています。
⑦ヒメジオン
210mm f4.0開放
⑧渋滞
180mm f4.0
⑨コスモス?
210mm f4.0
⑩民家
80mm f11.0
⑪ツツジ
120mm? f4.0開放
⑫ツツジ
210mm f4.0開放
深さのある花を望遠端の開放で撮るのは無謀でした💦
⑬自販機
210mm f4.0開放
⑭この日の目的地はここ!!
150mm f8.0
静岡ホビーショーの開催される「ツインメッセ静岡」へ。
静岡ホビーショーについては後日の記事で。
⑮日はとっぷり暮れて…
80mm f8.0
⑯駿河屋の看板
80mm f3.8開放
この悪そうな猫は自分かもしれない…(笑)
⑰雨が降ってきました
80mm f3.8開放
フロントガラスに叩きつける雨。(手振れしてますが💦)
⑱管理人の疲労度を示す画像(笑)
80mm f3.8開放
ホビーショーで疲れて、何もかもがボンヤリ見えました…。 (マテ
⑲物撮り(プライズフィギュア・タイトープライズ 弱キャラ友崎くん Coreful フィギュア 七海みなみ)
150mm f4.0開放
暑くなってきたからサービスショットです。
⑳物撮りB
150mm f11.0
この距離だと絞ってもそれほど被写界深度は増えません💦
㉑物撮りC
100mm f11.0
安い三脚を使ったらミラーショックでブレるので、ミラーアップ撮影しました。
なかなか良く写るレンズですが、何となく150mmの辺りが一番良く写る気がします。
◎以上、「タムロン「TAMRON 80-210mm F3.8-4 (03A)」分解清掃・作例」でした!