メガウェブ トヨタ シティ ショウケース (モータースポーツヘリテージ②)

 

前回のモータースポーツヘリテージ①に続いて、今回はトヨタワークスラリーを支えた「セリカ」を特集してみました。

 

あと今回は「セリカ ツインカム ターボTA64」がお出かけ中で、ちょっと残念ですorz
 
 

①セリカ GT-Four (ST165)  1990年

1987年から始まった「グループA」規定のWRC参戦用に「セリカGT-Four」を使って開発された
トヨタ初のフルタイム4WDラリーカーでした。
90年に日本車初のドライバーズチャンピオンになった「C.サインツ」も有名です^^
水冷直列4気筒DOHCターボ(3S-GTE改) 295馬力以上
 
 
 
 

②セリカ GT-Four (ST185)  1993年

セリカST165の後継として1992年から実戦投入し、92年は「C.サインツ」が2度目のドライバー
ズチャンピオンを獲得。
93、94年は合計12勝を挙げ、2年連続のマニュファクチャラーズ&ドライバーズのダブル
タイトル獲得した黄金期でもありました^^
水冷直列4気筒DOHCターボ(3S-GTE改) 299馬力以上
 
セリカGT-Fourは当時憧れの車でした^^  高くて買えなかったけど(笑)
そういえば「エディ・マーフィ」が「N.Yじゃ俺の次に人気がある車だ、ニューセリカ♪」とかCMを
していましたね~
10スピーカーの「スーパーライブサウンド」とか「デュアルモード4WS」を搭載していました。
4WSを知り合いのプレリュードで体感した時は自分(助手席)を中心に回転しているみたいで
変な感じでしたよ(笑)
 
 
 
 
 
 
 

③セリカ GT-Four (ST205)  1995年  (レプリカ)

水冷直列4気筒DOHCターボ(3S-GTE改) 295馬力以上
この車のWRC活動は重い車体、スーパーストラットサスのセッティング難、レギュレーション
変更による縮小リストリクターによる出力低下で良い結果を出せませんでした。
「コルシカラリー優勝」「ツール・ド・コルス優勝」のみで、その後「リストラクターに細工」が
発覚し、セリカでのワークス活動は1995年をもって終了しました。

 

 

④ここからオマケ画像です^^  まずは「トヨタワークスの歴史」など

「セリカRA63」でアウディに勝てたんですね^^;
もう当時アウディは4WDクワトロシステムが付いてたと思うのですが…
 
 

⑤「セリカ TA64」の活躍

TA64はハイスピードコースに強かったみたいです。
しかしスピードを求めすぎたグループBはドライバーや観客の死亡事故多発で終焉。
特にランチア・デルタS4をドライブしていた「ヘンリ・トイヴォネン」の事故死が転機になったと
思います。
同時にグループS構想も無くなった時代でした。
 
この頃は「カローラGT」や「スターレット」も参戦していたのですね^^

 

 
 

⑥FRの「スープラ」も参戦していました!

グループB規定&グループS構想の廃止に伴い、急遽参戦したのがこのスープラでした。
もともとラリー向けの車両ではなく、経験不足と時代遅れのFRで「サファリ・ラリー3位表彰台」
が最高リザルトに終わりました。
「セリカST165 GT-Four」が登場する1988年まで戦ったそうです。
 
 
 
 

⑦レーシングエンジン展示  

1995年JTCCシリズ「トヨタ コロナ エクシブ」に搭載された「3S-GE」で出力300馬力以上。
 
 
⑧トヨタ F1  2001年 TF101 「RVX01」 V型10気筒
テストカーに搭載されていたエンジンRVX01で、実戦には使われていません。
TF101のテスト結果は思わしくなく、すぐにTF102への開発に着手したとか。
トヨタはこの後の2002年にTF102「アラン・マクニッシュ」「ミカ・サロ」でF1世界選手権へ出場
しています^^
 
 
⑨トヨタ CART 2002年 もてぎ
トヨタがもてぎでポールポジションを獲得した時のエンジンです。
ドライバーはブラジルの「ブルーノ・ジュンケイラ」で、当時は日本人ドライバー「高木虎之介」
「中野信治」選手も出ていました。
懐かしいです^^
 
 
 
 
◎以上、【メガウェブ トヨタ シティ ショウケース (モータースポーツヘリテージ②)】でした!  (^^