先日、宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』を観てきた

 

このタイミングで観に行ったきっかけは、米津玄師の『地球儀』の映画版のMVをみたことだった

 

 

 

 

 

 

かつて宮崎駿が見たであろう、ノスタルジックな日本の風景が美しく描かれていた

 

僕には、宮崎駿が自分が死ぬことを覚悟して作った映画のように感じられた

 

 

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映画の内容は難解で、様々な解釈がされていた

(例えば〇〇のキャラクターは誰某のことを表している…など)

 

ただ僕は、宮崎駿がどのような思いでこの映画を作ったのかを考察することが大切だと思った

 

 

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映画の企画資料にはやはり「小生78才 生きてるかな?」というメモ書きがあった

 

また、企画の段階で『トトロⅡ』のような案もあり、もしかするとそちらの方が興行収入は伸びていたかもしれない

 

ただ、宮崎駿はもう興行収入を気にする領域にはいないだろうし、最後に自分の思いを込めた映画を作ろうと思ったのかもしれない

 

 

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自分の命を削って作ったような作品には、否が応でも圧倒されてしまう

 

宮崎駿は、スタジオジブリという世界を創造したのだと改めて理解した

 

そのような圧倒的な事実を伝えられ、僕は自分がどう生きていけば良いか分からなくなってしまった

 

僕も自分の命を削って、自分なりの世界を創っていかなければならないのか

 

それは、どのような世界を?

 

 

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僕は今まで自分のことばかり考えて生きてきた

(例えば投資においては、FIREについてなど…)

 

しかし、スタジオジブリを創った宮崎駿のことを考えると、自分だけが助かれば良いという浅はかな考えは捨てたほうが良いのかもしれない

 

僕には、誰しもが生きている意味を自覚でき、不安なく生きていけるような場所を作りたいという夢がある

 

そのために、命を削るような覚悟はまだないが、できることから少しずつしていきたいと思う