ドクター・ノオを倒し、束の間の休暇を楽しむボンド
そんな彼を急かすように新たな仕事が
ボンドの写真を一目見て、好きになってしまいましたとソ連の諜報員と名乗る女性からイギリスへ亡命の連絡が
なんと世界中が手にしたがっていた暗号解読機を手土産に、ボンドと逢わせてほしいというではありませんか
怪しい怪しい
これはもう見え透いて透け透けの罠だよボンド君
話にならない危険な任務だから君が決めて構わない
………仕方ない、やりましょう!
(。-∀-)♪
冷戦時代を強く感じさせるソ連の描かれ方は致し方ないのですが、本編がかなり影響して以降のシリーズ作品はペレストロイカの成立までロシア人は見られなくなりました
冷徹な殺し屋グラント
ロバート・ショウの静謐な怖さが光ります(それだけに話題になった列車内の格闘。急に能弁になる辺りがイマイチなんですが)
自らの立場を利用し、ヒロインをボンドへ近付ける強烈な悪女で
威張るは乱暴だわヒステリーだわ
今じゃ女性蔑視になりはしないか心配です
「三人の名付親」等にも出ているメキシコ系の名優が中盤までをユニークに活躍して盛り上げます
高校時代に古本屋で見つけたイアン・フレミングの原作文庫(早川書房)の裏表紙が彼女で長いこと保存してました
つい先だって「ボヘミアン・ラプソディ」の主演ラミ・マレックが悪役に決定したという事がニュースになる人気シリーズ
とても楽しく見ました♪
では第3作