コットンの日に思い出す映画は? | 大TOKYOしみじみ散歩日記

大TOKYOしみじみ散歩日記

お独り様となった50路男の、ぶらぶらノンビリンの東京物語

映画・マンガ・小説・芝居・テレビに動物
そして大切な母ちゃんとの想い出も時おり混ぜ合わせて

書き留めてゆきたいなと、思います

コットンの手触り、好き?


コットンの手触り……

好き嫌いより、そもそも手触り感なんて考えた事なかった

(`∀´)ギャハハ


▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

コットンで思い出す映画……



「プレイス・イン・ザ・ハート」(1984)

1930年代のアメリカ南部
旦那に先立たれた子連れのおっ母さんが、残された土地に綿花の栽培をしてみようと奮闘する、ヒューマンなドラマです
サリー・フィールドの母ちゃんぶりが強烈にリアルなのと
まだ映画での活躍は未知数だった

ジョン・マルコビッチとダニー・グローバーを知ったのもこの作品です
(後でヒロインの義兄を演じていたのがエド・ハリスと知る)

監督はロバート・ベントン
「クレイマー、クレイマー」で(当時の)アメリカが抱えた家族愛のすれ違いを、父性愛を中心に感じさせた彼が
黒人への差別、傷病者への眼差し、女性の自立など
半世紀経ってもさほど好転していない社会問題を、母性愛を中心にして見据えています

綿花の実には刺があって、収穫もまさしく血のにじむような努力だということ
アメリカ南部はハリケーンや竜巻に悩まされてきたということ
自然にも立ち向かわなくてはならない母ちゃんの生きざまを見つめる
立派な映画です