昨日女人道について記しました.

 

 

 

広義の女人道には、高野山を取り巻く「外八葉山」である、摩尼山、楊柳山、転軸山を含みます。

今回の地図改訂では、これらの霊山を含めて女人道としています。

 

 

 

 

高野山といっても「高野山」という山があるのではなくて

弁天岳(984.5メートル)、陣ヶ峰(1105.8メートル)、楊柳山(1008.5メートル)、摩尼山(1004.0メートル)などの標高千メートル級の山々が連なる山域の総称となります。

 

高野山の周囲の山々である外輪山を、古来より「外八葉」と呼んでいます

八葉とは蓮華の花びらを象徴してこう呼んでいます。

 

また内輪山を内八葉と呼び、外八葉と合わせて16葉の山々を金剛界曼荼羅の十六大菩薩に相当させ、蓮の花を象徴する曼荼羅の中心に高野山があると説かれています。

 

この外八葉とは一説に、金剛峯・小塔峯・山王峯・遍照峯・転軸山・楊柳山・摩尼山・姑射山であるとされ

内八葉は、壇上伽藍を取り囲むように剣崎峯・南虎峯・宝珠峯・薬師山・山王峯・神応岳・小塔峯・勝蓮花峯といわれています(高野春秋)。

 

この外八葉の三山(摩尼山・楊柳山・転軸山)を巡った過去記事を参考までに・・・。

 

 

 

① http://ameblo.jp/ayumu1240/entry-12018768185.html

② http://ameblo.jp/ayumu1240/entry-12019122519.html