ひさびさに本を紹介します。


先月読んだ、面白かった本を一冊。



今泉 大輔
IPOという選択―なぜ株式公開するのか?なぜしないのか?

少し古い時のビットバレー中心のベンチャー企業の
インタビュー中心に話が構成されていますが、
今読んでも十分、通用する内容になっています。

特にベンチャー社長とベンチャーキャピタルの関わりと、

売却するか、IPOするかの判断と

各社長の人選観や環境がどうかかわっているかについて

赤裸々に描かれています。


やはり、IPOすると言うことは単純ではなく、

非常にいろんな葛藤の中で、

株式公開もしくは売却するという真実を

理解することができます。


特に、マネックス証券の松本社長のくだりが

非常に面白かったです。


一度、会ってみたい人の一人になりました。


ただ、具体的にその会社がIPOなぜするのか、

なぜしないのかということについて

かかれていません。

具体的なことが知りたい人より、

起業家の人生観や社会貢献意識が

どうIPOと関わっているかを

知りたい人にすすめます。


多少の株式市場の知識がないと、

理解できないとも思いますが、

IPOを目指すベンチャーの人なら、

是非一回読んでおくといいと思います。

僕も時期を見て、

また読み直してみたいと思います。