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マンガ家入門 (石ノ森章太郎デジタル大全)
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こんにちは！ あなたのトリコ、あなたもトリコ、白鳥です。
読んだよ読んだよマンガ家入門。まずは公式サイトの紹介～こちら。試し読みができるのでぺらっと見ていただきたい‥‥。
文字！ ほぼ文字！
さすがに時間かかったし読むの疲れたよ。
だけど読んでよかった一冊です。漫画ってこうやって描くんだ‥‥って話じゃないです。創作大好き白鳥さん、下手くそながら漫画は描いたことがあるので、漫画を描くのがどれくらい大変か、頭を使うか、多少はわかっているつもりです。いやコマ割りって頭使うよね。前回とちょっとかぶるけど、最近だとWebで縦スクロールの漫画多いじゃない。ふつうの本みたいにページをめくって横に進んでいく漫画とは、やはりコマ割りが違うんですよ。あと吹き出しの位置も。頭使うんですよ‥‥。
マンガ家入門なんですけど、入門という言葉から想像するほど易しくないです。でもこれを読もうと思う程度に漫画を描きたい人にはやはり入門なんだと思う。
漫画を描きたい人には一読の価値あり。
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石ノ森章太郎のマンガ家入門 (秋田文庫)
607円
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秋田文庫版もあるよ。
表紙の小さい島村ジョー、かわいくない？ かわいいね！
石ノ森先生の漫画生活を、始まりからじっくり説明しています。常に実験と挑戦を繰り返していたんだな、ということが改めてわかりました。
それから漫画とはなにか、ということに迫っていきます。ギャグ漫画、ストーリー漫画、その他‥‥それらの違い、描き分けとか。参考漫画が載っているのでよくわかるのですが、一人の作家がこんなに絵柄を変えられるものか、と感嘆します。書き続けたからうまくなったとかそういうことじゃないです、ガラッと違う。
龍神沼がまあ‥‥もう‥‥きれいなんですよ。
あとはまああれですよ、ほぼ文字だから情報がぎっしりですよ！ おもしろさを分析して、漫画を漫画たらしめているものななにか、を考える一冊。
それで、創作とはなにかという話になっていくんですけれども、これこれ、わたしも同じイメージ！ っていうのがありました。第四部、アイデアの項の木のイラストはもうホント、これそのまんま！ いろんな知識や情報を吸い上げ、咀嚼し分解し合成し、一つの作品へと落とし込む。もうちょっと言うと、作品を木の実として描いてらっしゃるんですけれども、作品の背景にある枝葉にも、いろんなものが反映されているんですよ、創作物って。
レビュー下手くそなのでまあ読んでください。電子書籍もあれば文庫版もある！ やったね！
ところでジュンについて「ストーリーがない作品」と書いてらしたんだけど、ストーリー‥‥あるよね？ でもストーリーってなんだろうなって考え始めてしまった。一枚絵であっても「ストーリーがある」って感じること、あるでしょう？
ストーリーが「ある」と「ない」の境界線を探したくなるね。