ピーンポーン。
私「はい。」
「郵便局の者です。書留ですので判子かサインをお願いします」
私「あ、はい、お待ち下さぁーい^^」
ドアを開ける私。今日はすごい激しく雨が降りしきっている。もう梅雨の季節だなぁ。背骨の圧迫感もそら取れないわなぁー。こんな日にもレインコート着て配達するの大変だよなぁー。とか思いながら。すっぴん+ホットパンツ+白タイツの私が。サンダルを履いて、門扉まで出て行く。
すっぴんという事も手伝ってか、うつむき加減の私。郵便局の人にしたらあたしがすっぴんだろうが、全然関係無いんだけどね。て無いって。うん、知っとる。だけどやっぱり、年頃の乙女でありまする鮎悶さんは、ちょっとばかし恥じらいを持って、いや、白タイツonホットパンツでの時点でもう若干無理感が否めないんだけど、
やっぱり年頃の乙女だから、と、うつむいて丁寧な対応を。
私「え…っと。サインでもいいですか?」
〒の人「このスペースに奥様のお名前をフルネームでお願いします」
…
…
あ゛?
あ゛ん? (あ、鮎悶さん、眉間にシワが・・・
奥様て。
年頃とか乙女とか言ってる場合じゃない。いや、確かに26歳だよ?今年27歳だしあり得なく無いけど。じゃなくさ。新婚さんが住んでそうなタイプのマンションだったらいいよ?まだわかる。百歩譲ってあげる。あたしもイイ大人だし。すごい上から目線ガンガンだな、おい。
この家ねー。
新婚さんが住むようなマンションのタイプではないんですよねー。中古でもそこそこいいお値段をたたき出しちゃってるんですよね、この家ー。明らか団塊の世代ぐらいのご夫婦ばかりが揃いも揃っちゃってるんですよねー。いや、うん。この郵便局の人がマンション的な情報を持ち合わせて無いのもわかるよ。もちろんそこもちゃんと考慮に入れてもでもそれでも尚、腑に落ちない。全く。むしろ堕ちてる、私が。
何だ?
あれか?
あたしのすっぴんが40代~に見えたって事か?
あぁ。そういう事か。
納得したくない。全く納得したくない。
断固として拒否する。お断り。
確か2~3年前までだったら、実年齢より3~4歳若く見積もって言われてた。10代に見られた事もあった。いや。マジで。だのに…。ここ最近パタリと。もうパスンッとも言わないぐらい。あんま若く言われない。
ええ。
先日、軽い送別会がありました。
休職中の私。私の代わりに入ってくれているY君の送別会。その子とはあまり面識がなくて、なんだったら「初めまして」から始めましょうぐらいの勢いの送別会だったんだけども。で、まぁ私ご多聞にも漏れずお局的な口調なんですよね、職場でも。で、そんなお局口調を知ってか知らずか、そのY君に
「Y君何歳なん?」と聞いた。
「あ、23ッス。」said Y
へぇ。
「鮎悶さんは、おいくつなんですか?」said Y
「いくつに見える?」said me
悩むY君。顔を覗きこまれ、その間2分少々。
私の「思った通り言えばいいんだよ?」ライクな笑顔の圧力に根負けしたのか。
「25ぐらいッスか?」said Y
うん。惜しい。けど、ちょっと待て。
確かに私はお世辞が好きではない。ハッキリすっぱりしてるの、好きだよ?
ただ、歳に関しては別。あと体型。そこは別の世界の住人。
お世辞大歓迎。こんな矛盾をも受け入れてくれる人大好き。
こめかみ辺りの血の巡りの違和感を覚えながら考えた。普通、お世辞でなくても大体女性には実際見える2~4歳下を言うのが通説。私だって、そのくらい存じてますわよ。いくらアホでも。一応足し算できるんだけど、あたし。あれ?25に2~4足してみちゃうと、エラい事になるよ、これ。とってもギリ。ギリギリチョップ。
そうかぁ。
酒か?酒のせいか?
すさまじくすさんだ生活の産物か?爪跡か?
それとも気苦労か?
胃潰瘍のせいか?
ちょっ。わ、若くなる、あたし。若く見えるようにする。どんどん老けていくのを指咥えて待ってたら、ダメだ。努力しよう。うん。
よし。まず手始めに今流行ってる腐女子になるべく、ニコニコ動画で「めぞん一刻」制覇しよ。マンガも全巻持ってるんだけどね^^この頃腐女子度が益々増してきて自分が怖いス。
←腐女子度レベルアップです。