それぞれの場所に還っていく2017年秋分の日

 

本日9月23日は秋分の日ですね。

 

これからの時代は、「調和と循環の世界」になっていきます。

ひらめきを具現化し、人と循環させていくことで、

また新たな現実を創造していく。

 

そのためのプロセスとして、

私たちはそれぞれの場所へ還っていきます。

 

そんなプロセスの過程を、9月10日の

星野源さんのライブ「Continues」で感じたので、感想を書いてみました。

↓    ↓    ↓     

いやー、本当に凄かった❗

一言で言うと、すごく“肚にくる”ライブでした。



自らの軸を音楽で表現し続けてきた星野源さんだからこそ、
一曲一曲の点が線となったライブでした。




星野源さんのファンであるのりさんが

ようやく取ったチケットに、私が便乗させてもらいました♪



女性アイドル好きの私と、
星野源さん好きののりさん

普通は、男女逆なことが多いのに(笑)

 

現に、ライブのファン層は8割方女性!

 

女性トイレが混みすぎて大変でした。
女性アイドルのライブではいつも余裕で入れるのに~(笑)

 

 

↑「恋ダンス」のコスプレの方が結構いました。可愛いね♥



そんなカルチャーショックを受けながら

会場のさいたまスーパーアリーナに到着!
 

始まる前は、細野晴臣さんの曲や、ソウルミュージックなど

いかにも星野源さん好みの曲が流れていました。



星野源さんのエネルギーを分析すると

「これ好き❗こうなりたい❗」という

憧れに近づきたい気持ちがすごく強い方だということがわかります。

最初から自分の中に完全オリジナルの音楽があるのでなく、

自分の好きなものを感じ取り、それを極めていくことで、

自分の音楽を創り上げていくタイプなんですね。

実際、細野晴臣さんに憧れてマリンバを始めたり、

松尾スズキさんのエッセイを読んで文章を書き始めたり、

憧れから始まったものが、星野源STYLEを創り上げています。



「これ好き❗」「これ面白そう!」という

星野源さんの感じたことが合わさって

星野源さんワールドが出来ているんだと思います。

そして、その感じがそのままライブのセットリストに反映されていました。

 

 

今回のライブテーマは「Continues」

ライブはマーティン・デニーの「ファイアークラッカー」からスタート。
これは細野さんがYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)を

結成するきっかけとなった曲だそうです。
 

そして、ライブ中盤にはYMOの「マッドピエロ」を演奏。
さらにその「マッドピエロ」に影響を受けて出来た「時よ」を披露。

マーティン・デニーの曲を聴いた細野晴臣さんによって曲ができ、
細野晴臣さんの曲を聴いた星野源さんによって曲ができ、

今度はまた星野源さんの曲を聴いた若者が新たな曲を生み出していく……。

ずっと音楽は人を通して続いていくんです。

このテーマをセットリストやお客さんとの対話とかパフォーマンスなど、

あらゆるところから星野源さんは伝えてくれました。





大好きな気持ち、憧れの気持ち、尊敬する気持ち、

その全部を隠さずに見せてくれるから、星野源さんが超楽しそうで。

「ねえ、見てみて❗僕の周りにはこんな素敵な曲や

素晴らしい人たちがたくさんいるんだ。」

そんな声が聞こえてきそうで。

 

星野源ライブでは好きにしていい。踊ってもいいし、ぼーっとしてもいい


歌の途中とかで星野源さんが、

「もっとぐちゃぐちゃになれー!」って

楽しそうに言うんですよ。

そのとき、あるインタビューを思い出しまして。

 

 

ちょうど恋ダンスが流行った時に、

ブルーノ・マーズさんとの対談で星野源さんが
「日本人は、決められた踊りを踊るのは得意だけど、

自由に好きな踊りを踊るのは苦手だ」

みたいなことを言っていたんです。

だから

「ぐちゃぐちゃになれ=もっと自由にしていいよ」

ということかなと思って、
私も音楽に身を任せて好きに手を叩いたり、

軽く踊ったり自由にしてたんですよ。

そしたら、どんどん楽しくなっちゃって❗

 

いつも、ももクロちゃんのライブでは、

曲ごとに決められたコールをするので必死ですから(笑)
 

 

一体感を感じるコールも好きですが、

今回、星野源さんのライブで感じた解放感

また別の気持ちよさがありました。

それに、のりさんが隣でずっと感動してて、

その感動の波動が伝わってきて、途中感極まったり、
セットリストの流れに星野源さんのルーツを感じて胸が熱くなったり……。

感情が動くというよりは、冒頭にお伝えしたように、

肚にずどーんと響くものを感じました。

以前、星野源さんの曲のエネルギー解説をしたことがありました。

 

 

この時にもお話したのですが、

星野源さんの曲には、「誰にも共感が得られなかったとしても、

その時自分の感性が動いたのなら、それは本物だ」という

メッセージが込められているように思います。

だから、星野源さんの曲には、

「タイアップだから適当にカッコイイ感じで売れそうな曲、作っときました★」

みたいな曲はないんです。

タイアップだったとしても、

星野源さんの感性で感じたことを曲にしているから、

どの曲も偽りのない本物なんです。



しかもすごいのは、本物の曲たちを今の星野源さんが歌うことで、

またさらに曲が進化していたことです。

 

改めてライブで聴くことで、

「この曲はこういうメッセージだったんだ」という

新しい発見ができた曲がいくつもありました。

 

 

見えない自分の殻を飛び越えて

 

ライブの帰りに、のりさんとライブのことを語り合ってて、

「どの曲が一番よかった?」という話になって、

二人とも星野源さんの「ギャグ」という曲で一致したんです。

私には、この曲を歌うときの星野源さんが

一番楽しそうに見えたんですよね。



この「ギャグ」という曲は、

アニメ「聖☆おにいさん」の主題歌だったんですけど、

今を捲って命動き出す
見えない四角の間すり抜けて


ここの歌詞とか、すごいこと言っているなぁ
って、超感動したんですよ。

「夢の外へ」という曲でも、

自分だけ見えるものと
大勢で見る世界と
どちらが嘘か選べばいい
君はどちらをゆく
僕は真ん中をゆく


この「僕は真ん中をゆく」の部分を歌う時に、

星野源さんが自分の正面に手をスッと出したときの仕草とかに、

超感動してました(笑)

「ど真ん中最高❗」

自分でも気づかないうちにエネルギーが充電されていて、

ライブが終わった後も力がみなぎってくる、そんなライブでした。
 

 

君が燃やす想いは 次の何かを照らすんだ

 

 

ライブツアーのタイトルでもある「Continues」

 

マーティン・デニーの曲を聴いた細野晴臣さんによって曲ができ、
細野晴臣さんの曲を聴いた星野源さんによって曲ができ、

今度はまた星野源さんの曲を聴いた若者が新たな曲を生み出していく……。

 

そのプロセスをライブを通して、星野源さんは伝えてくれました。

 

そして、それは私たちも同じこと。

 

私たちは世代によって様々な生き方、考え方、感じ方をしています。

親の人生を受け、子はまた新しい人生を創る。

 

時には、親と子の価値観が違うことで争いが生まれる場合もあります。

 

でも、本当は、同じ考え方や感じ方にならなくて、当たり前なんですね。

 

むしろ、その人とあなたが違うから、

「私はこうだったんだ」とわかるように

親と子の関係を結んでいる場合もあるわけです。

 

全ては、今のあなたに必要な人達だったわけです。

 

そして、彼ら自身もあなたと出逢うことで、

彼ら自身を思い出していきます。

 

そうして、私たちは周りの人たちと影響しあいながら、

「自分」のエネルギーを思い出していくのです。

 

重い物を降ろし、軽くなるというのは、

「正しい考え方・価値観の統一」という幻想を手放し、

「本来の自分」のままで歩いていくということ。

 

歩く先は、あなたの還る場所へと「Continues」していくのです。

 

そして、あなたがあなたの還る場所へと戻った時、

「調和と循環」の世界が始まります。