朝ドラ「べっぴんさん」をご存知でしょうか?
べっぴんさんの由来は、「綺麗な人」というよりも、
「普通の品物とは違う」「特別によい品物」の意味として
苦難を乗り越えながら、自分の好きなことを極め、
人に歓びを与えながら、仕事を創っていく
テーマから見れば、
今の時代にぴったりなお話なのです。
始まる前からとても楽しみにしていて、
見ず知らずのタクシーのおじちゃんにも、
夏菜子ちゃんが出るから「べっぴんさん」観てくださいね!!
と、宣伝して回っていたくらいだったのに…
放送が始まったときは、
人に歓びを与えながら、仕事を創っていく
テーマから見れば、
今の時代にぴったりなお話なのです。
始まる前からとても楽しみにしていて、
見ず知らずのタクシーのおじちゃんにも、
夏菜子ちゃんが出るから「べっぴんさん」観てくださいね!!
と、宣伝して回っていたくらいだったのに…
放送が始まったときは、
テレビの前でワクワクしていました。
女優さんとして演技をする夏菜子ちゃんを
観ているだけで幸せでした…
しかし…
そんな日々は長くは続きませんでした。
回を重ねるごとに、私はあることに気がついてしまったのです…
「コレ、登場人物全員
『さげちん』『さげまん』
しかし…
そんな日々は長くは続きませんでした。
回を重ねるごとに、私はあることに気がついてしまったのです…
「コレ、登場人物全員
『さげちん』『さげまん』
やないかい!!!!」
さげちんとは‥・
女性の好奇心を摘み取り、
人生に対する喜びを失わせさせ、
女性が苦しんでいてもまったく手を差し伸べない男性
さげまんとは…
男性の責任感を損なわせ、
男性のやることなすこと全てを否定し、
男性の存在価値を著しく陥れる女性
さげちんとは‥・
女性の好奇心を摘み取り、
人生に対する喜びを失わせさせ、
女性が苦しんでいてもまったく手を差し伸べない男性
さげまんとは…
男性の責任感を損なわせ、
男性のやることなすこと全てを否定し、
男性の存在価値を著しく陥れる女性

【さげちん武勇伝①】
のりおくんが、勤め先の「坂東営業部」の次期社長としての器に向いていないと悩み、会社を突然辞め、「今日からお前の店の会計として働いてやるから」と、すみれちゃんのお店に突然就職することを宣言。
→仕事で悩んでいることや、仕事を辞めようとする奥さんへの相談は一切なし

【さげちん武勇伝②】
すみれちゃんの会社に就職した後、「すみれちゃん」「りょうこちゃん」と下の名前で呼び合う、キアリスの人たちに、「会社というのはこういうものだ」と押し付け、「西城くん」や「村田さん」と苗字や肩書きで呼び合うように強制する
→すみれちゃん達は自由にコミュニケーションができなくなり、のりおくんがいないときを見計らって、情報交換をするようになる職場の空気が著しく悪化。

のりおくんだけではありません。
例えば、夏菜子ちゃん演じる「りょうこちゃん」の旦那さん役「勝二さん」↑

【さげちん武勇伝③】
りょうこちゃんが暴れん坊の息子「龍一くん」の子育てに悩んでいるとき、「お前のしつけが悪いんだ。もっとちゃんと叱りなさい」と、りょうこちゃんを叱り、「あなたが叱ってください」とりょうこちゃんに反論され、大きな声で叱ったら、龍一君がギャン泣きし、そっとその場を離れる。
→旦那としての威厳を保ちたいだけの発言&育児の責任を嫁に押し付ける
そういうシーンを観るたびに、こっちは、
「やっぱり男って最低よねー」という気分になるのです。
さげちんぶりを挽回する話があるかと思えば、
不毛極まりない会合を夜な夜な繰り返す始末!
さげちんの極み!
まあ、「時代的にこういう男性が主だった」と描きたいのかな~、
さげちんの極み!
まあ、「時代的にこういう男性が主だった」と描きたいのかな~、
と100歩譲って、我慢したとしましょう。
でも残念ながら、
でも残念ながら、
主人公のすみれちゃんも、立派な
「さげまん」街道を歩んでいます。

【さげまん武勇伝①】
キアリスの仲間たちが「旦那が認めてくれないので一緒に働けない」という時は、なんとか掛け合って一緒に働こうと頑張るのに、
さげちん旦那「のりお」が戦争から帰って来て、すみれが働いていることに猛反対すると、誰にも相談せず突然「私、辞める」と言って、みんなを仰天させる。
→みんながなにを言っても耳を貸さない。

【さげまん武勇伝②】
娘のさくらの大事な日(受験した学校に合格したお祝いの日)などを仕事でドタキャンし、さくらの心に多大な傷を負わせたにも拘わらず、一切気がつかない。
(後にお祝いしたのかどうかは物語では語られず)
それでいて、さげちん旦那「のりお」と共に、「さくらは良い子に育ったからお母さんは安心して仕事に行けるわ」といって、さくらの気持ちを汲み取らず。
→さくら不良化

【さげまん武勇伝③】
さくらが不良化し、姉のゆりさんの家で暮らすようになり、さくらの気持ちを聞きに行く!とさくらの元を訪れるすみれ。
さくらと対面したのはいいが、「人生であなたが頑張りたいことがあるならお母さん応援するから!」と言ったものの、片想いして男に熱を入れているさくらから「そんな頑張りたいことはない」と言われ、自分の想像していた回答ではないことにキレて「そんなのわがままよ!」と言い、さらに、さくらとの距離ができる。
→「さくらのこと応援するから」と言った後、自分が期待した答えじゃないと、怒る。

【さげまん武勇伝①】
キアリスの仲間たちが「旦那が認めてくれないので一緒に働けない」という時は、なんとか掛け合って一緒に働こうと頑張るのに、
さげちん旦那「のりお」が戦争から帰って来て、すみれが働いていることに猛反対すると、誰にも相談せず突然「私、辞める」と言って、みんなを仰天させる。
→みんながなにを言っても耳を貸さない。

【さげまん武勇伝②】
娘のさくらの大事な日(受験した学校に合格したお祝いの日)などを仕事でドタキャンし、さくらの心に多大な傷を負わせたにも拘わらず、一切気がつかない。
(後にお祝いしたのかどうかは物語では語られず)
それでいて、さげちん旦那「のりお」と共に、「さくらは良い子に育ったからお母さんは安心して仕事に行けるわ」といって、さくらの気持ちを汲み取らず。
→さくら不良化

【さげまん武勇伝③】
さくらが不良化し、姉のゆりさんの家で暮らすようになり、さくらの気持ちを聞きに行く!とさくらの元を訪れるすみれ。
さくらと対面したのはいいが、「人生であなたが頑張りたいことがあるならお母さん応援するから!」と言ったものの、片想いして男に熱を入れているさくらから「そんな頑張りたいことはない」と言われ、自分の想像していた回答ではないことにキレて「そんなのわがままよ!」と言い、さらに、さくらとの距離ができる。
→「さくらのこと応援するから」と言った後、自分が期待した答えじゃないと、怒る。
そして、すみれちゃんものりおくんも、怒りがわくと相手の頬を殴るという暴力行為に走る・・・。
とまあ、ここまで一気に書き上げてしまいましたが、
総じて「さげちん」「さげまん」の特徴はこちらです。
・人の話を聞かない
・人に相談しない
・人の気持ちを想像しない
・自分の考えや価値観に固執する
・自分を正当化するために相手に罪悪感を植え付ける
だから、突然「問題」が出てきたように思いますが、
本当はもっと前からその予兆はあったはずだし、
それを見ないようにしていただけのことなのです。
だからいつも主人公たちは、
突然降りかかった「問題」にてんやわんやしているのですが、
観ている視聴者から見たら、
「それ、なんでわからんかったん?」と、
興ざめするわけです・・・
もう登場人物の誰にも感情移入ができないのです…

ある時、栄輔君(松下優也)が、主人公のすみれちゃんに、
「やっぱりあなたは、人の心が分からん人や」と
言い放つシーンがあったのですが、
「そうだよね!!
とまあ、ここまで一気に書き上げてしまいましたが、
総じて「さげちん」「さげまん」の特徴はこちらです。
・人の話を聞かない
・人に相談しない
・人の気持ちを想像しない
・自分の考えや価値観に固執する
・自分を正当化するために相手に罪悪感を植え付ける
だから、突然「問題」が出てきたように思いますが、
本当はもっと前からその予兆はあったはずだし、
それを見ないようにしていただけのことなのです。
だからいつも主人公たちは、
突然降りかかった「問題」にてんやわんやしているのですが、
観ている視聴者から見たら、
「それ、なんでわからんかったん?」と、
興ざめするわけです・・・
もう登場人物の誰にも感情移入ができないのです…

ある時、栄輔君(松下優也)が、主人公のすみれちゃんに、
「やっぱりあなたは、人の心が分からん人や」と
言い放つシーンがあったのですが、
「そうだよね!!
みんな、人の気持ちわからなすぎだよね!!」
と、唯一共感できたシーンがそれでした(笑)
と、唯一共感できたシーンがそれでした(笑)
もう、助けてよ!
ホットパンツァー!!

「ボクがですか!?」
「ワイがでっか!?」(LIFEより)
視聴者からも「べっぴんさん 面白くない」という声が続出していますが、
総じて「全体的に暗い」という感想なのです。
それは、「さげちん」「さげまん」の主人公や周りの人たちが、
全体の運気を下げているからではないでしょうか?
いつも誰かわかりやすい悪者が出てきて、
主人公が抑圧された気持ちになって、うじうじして、
泣いて、泣いて、でも、誰にも相談しないで、
楽しいことには一切フォーカスをあてない脚本が、
違和感極まりないわけです。

事実に基づいて書けば、
もっと深く「女性が仕事を創る」ということに、
フォーカスを当てられたと思うのです。
楽しいことには一切フォーカスをあてない脚本が、
違和感極まりないわけです。

事実に基づいて書けば、
もっと深く「女性が仕事を創る」ということに、
フォーカスを当てられたと思うのです。
ファミリアはむしろ、男性と女性の良さを出し合い、
ものづくりをしてきた企業ですが、その魅力が全然描き切れていないように思います。
人間関係が希薄で、ただただ
主人公と周りの人たちが悩み(ここの時間が長い)、
なんかわからないけれど、一瞬で悩みが解決し、
また新しい問題が出てきて悩む(またこの時間が長い)

だから、主人公たちはいつも困った顔ばかりしているのです。
まあ、脚本家が「渡辺千穂さん」ですからね。
代表作が「名前を失くした女神」や「ファーストクラス」など、
“女のマウンティング合戦”を得意とする方ですから…
不幸な話のほうが、書いていて楽しいのかもしれません。
現に、主人公すみれちゃんの子供「さくらちゃん」が、
お母さんと仲違いして、家を飛び出していってしまったところは、
延々と話をひっぱり、とても楽しそうでしたから。
でも、「キアリス」創業者の話として、
そのシーンそんなにいる?という…

本当に創業者の坂野敦子さんの
娘さん「坂野光子」さんの実話ならいいのですが、
実際の坂野光子さんは、小林聖心女子学院を卒業されたお嬢様です。
ジャズ喫茶でのバイト等の話はおそらく創作なのでしょう。

皇室御用達までになった子供服ブランド「ファミリア」がモデルなのですから、
もっとそういうところにスポットをあてればいいのに、
それはナレーションで一瞬で終わったし…
そんなに人間がお嫌いですか?
と思わせる、脚本となっているわけです…

ということで、
夏菜子ちゃんの勇姿を最後まで見守るため、
文句を言い、のりさんに八つ当たりをしながら(笑)、
(観るたびに「もう観ない!」と怒り狂いながら、
のりさんに慰められ、見続けています)
もう人間嫌いになりそうな脚本も
プラスに捉えて、べっぴんさんから、
「さげちん」「さげまん」の極意を学ぼうと、
頭を納得させながら、今日も「べっぴんさん」を観ています。
とにもかくにも、
人間関係が希薄で、ただただ
主人公と周りの人たちが悩み(ここの時間が長い)、
なんかわからないけれど、一瞬で悩みが解決し、
また新しい問題が出てきて悩む(またこの時間が長い)

だから、主人公たちはいつも困った顔ばかりしているのです。
まあ、脚本家が「渡辺千穂さん」ですからね。
代表作が「名前を失くした女神」や「ファーストクラス」など、
“女のマウンティング合戦”を得意とする方ですから…
不幸な話のほうが、書いていて楽しいのかもしれません。
現に、主人公すみれちゃんの子供「さくらちゃん」が、
お母さんと仲違いして、家を飛び出していってしまったところは、
延々と話をひっぱり、とても楽しそうでしたから。
でも、「キアリス」創業者の話として、
そのシーンそんなにいる?という…

本当に創業者の坂野敦子さんの
娘さん「坂野光子」さんの実話ならいいのですが、
実際の坂野光子さんは、小林聖心女子学院を卒業されたお嬢様です。
ジャズ喫茶でのバイト等の話はおそらく創作なのでしょう。

皇室御用達までになった子供服ブランド「ファミリア」がモデルなのですから、
もっとそういうところにスポットをあてればいいのに、
それはナレーションで一瞬で終わったし…
そんなに人間がお嫌いですか?
と思わせる、脚本となっているわけです…

ということで、
夏菜子ちゃんの勇姿を最後まで見守るため、
文句を言い、のりさんに八つ当たりをしながら(笑)、
(観るたびに「もう観ない!」と怒り狂いながら、
のりさんに慰められ、見続けています)
もう人間嫌いになりそうな脚本も
プラスに捉えて、べっぴんさんから、
「さげちん」「さげまん」の極意を学ぼうと、
頭を納得させながら、今日も「べっぴんさん」を観ています。
とにもかくにも、
最後まで「さげぴんさん」を
夏菜子ちゃんの代表作になるかもしれないのに、
こんな記事書きとうなかった~(泣)
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【2月19日開催 「赤のセミナー」参加者募集中!】
前回の記事でも書きましたが、
久しぶりにセミナーをやります!
「赤をテーマ」とした料理を食べながら、
「赤のエネルギー」を自分の中でクリアにし、
家族や自分の“つながり”を強固にしていこうという
このセミナー!!
なにが起こるかわからない、
でも来たら絶対になにかが起こる!
そんなセミナーです♪
詳しくは、主催の工藤優希ちゃんのブログでご覧ください!
ご参加お待ちしております♡










