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過去世とうらみのつぼを巡る旅行記1
過去世とうらみのつぼを巡る旅行記2
大阪から始まり、沖縄とハワイへの旅を通じて、
私の中にまだ眠っていた「奪われる恐怖」が
一気に噴き出しました。
そして、東京に戻ってきて、
私は「奪われる恐怖」に意識を奪われました。
今まで問題ないと思っていたことが問題に見え、
このままではいけないのではないかという恐怖心が
私を包み込みました。
なんとかしなければ・・・
なんとか問題を解決し、
平和な場所を作らなければ・・・
私の自由を脅かすものは全員敵だ
そんな強い気持ちが出てきたのです。
今思うと、私はいつも
安全な場所を脅かす恐れのある相手を敵認定し、
私の人生から排除しようとしてきました。
共存したいという気持ちはありながら、
最後は「奪われる恐怖」に負け、
相手から離れることで身の安全を確保してきたのです。
だからいつも、
私の安全を脅かす相手がいないか
見張っておく必要があったのです。
過去世とうらみのつぼを巡る旅行記1 でも書いた、
「私の嫌いな相手の動向を探ってしまう癖」も、いつ何時敵が攻めてくるかもしれないという恐怖心から
だったのかもしれません。
私の自由を脅かす敵・・・
その敵認定する相手は、
遂に愛する人にも及んでいました。
パートナーの“のりさん”です。
私の「奪われる恐怖」はどんどんと膨らみ、
ついに、のりさんまでも敵認定したのです。
東京に帰ってすぐに、
私はのりさんを責めたてました。
敵は倒すか、自ら離れなければならない。
そうしなければ、私の安全な場所は確保できない。
その思いが強く、正直、別れも考えました。
この人から離れなければ・・・!!
私は自由な場所を「奪われない」ために、
のりさんを責め、攻撃しました。
そうやって、どんどんのりさんのエネルギーを
奪っていきました。
しかし、のりさんは私が奪おうとするにも関わらず、
一切、向うからやり返そうとはしませんでした。
ただただ「ごめんね」と悲しい顔で私を見つめるだけ。
そこで、ふと我に返りました。
また私は「奪う・奪われる意識」の中で、
同じ過ちを繰り返そうとしていたことに。
「奪う・奪われる意識」の中で生きてきたので、
私は、本当の意味で
誰も信用していませんでした。
安心して誰かに身を委ねるということを一切してきませんでした。
それは自分の人生に対してもです。
自分の人生の流れに身を委ねることができず、
ずっと頭で考えてなんとか奪われないように努力してきました。
それが、うらみのつぼエネルギー循環を
加速させることだということにも気づかずに。
だから、人といつか別れがあることに抵抗がありませんでした。
自分が死ぬことに対しても、実はあまり抵抗がありませんでした。
それは、諦めに近かったのだと思います。
これ以上奪われるくらいなら相手とも自分とも離れたほうが良いと。
のりさんとも、いつか別れがあるかもしれない。
その想いはずっとありました。
でも、のりさんは、こうして同じ時間を共有して、
自分のどんな部分も見せてきた初めての相手です。
のりさんとだったら、
「奪う・奪われる」世界から抜け出し、
共存の世界を選ぶことができるかもしれない。
そんな一筋の光が見えてきました。
今までの人生で初めての試みでした。
今まで敵認定してきた人たちとも、
本当は共存できる方法があったはずです。
だけど、私も相手も「奪い・奪われる世界」にいたために、
それができなかった。
初めから共存の道を諦めてしまっていた。
「ごめんなさい」
私は、のりさんに懺悔しました。
のりさんだけでなく、
今まで敵認定してきた人たちへの懺悔でもありました。
その言葉がうらみのつぼの封印を解いたのか、
肚の底から感情が洪水のように溢れてきました。
信じてあげられなくてごめんなさい
ありのままを愛して
あげられなくてごめんなさい
泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて・・・
泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて・・・
久しぶりに大号泣しました。
前回、武将時代のうらみのつぼが開いた時も、
大号泣しましたが、あれ以上のものがありました。
[断末魔のような感情の解放]
大阪から沖縄、そしてハワイへの旅。
2週間にも及ぶ、壮絶な体験でしたが、
過去からの清算ができて、
今は前より身体が軽くなった気がします。
そして、自分の人生を信頼できるようになりました。
奪われないように恐怖心から行動するのではなく、
純粋に今やりたいことをやる、
それが今までよりもできるようになりました。
過去がどうだとか、未来がどうだとか、
頭で考えなくてもいいとようやく腑に落ちたんです。
どうなったって、大丈夫。
奪いも奪われもしない世界がここにある。
そう、信頼できるようになりました。
そして、奪われたくない恐怖と、奪う側に回りたくない恐怖から、
今まで活動を制限していましたが、もうその必要もなくなりました。
無理に活動する気もありませんが、
やりたいと思った時に、やりたいことをやりたいように
やればいいんだと腑に落ちたんです。
そうそう、大好きなテレビ番組「達人達」で、
さかなくんが出演していた回がありまして。
そこでさかなくんがこんなことを言ったんです。
「オタクは自分自身が納得して、喜びを得て追及していくと、
いろんなことが見えて、いろんな喜びがあるんです。
だけど、1人だけで自己満足していると
「もったいない」とだんだん思ってくるんです。
自己満足している段階では、
まだアマチュアの域を超えないんです。
「この感動をみんなで共有しないともったいないじゃないか」
と変わってくると、仕事につながったり、
食べていけるようになっていくんだと思います。
なんか、この言葉を聞いた時、涙が出てきまして。
もっともっとこの感動を共有していいんだ、
という気持ちになりました。
ということで、11月は東京と大阪で
エネルギー会合&エネルギーお茶会をするので、
みなさんも是非、遊びに来てくださいね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
【11月3日(祝・火)東京】エネルギー会合の詳細はこちらから
【11月28日(土)大阪】エネルギーお茶会の詳細はこちらから












