自分の本音を出したら、
人が離れていってしまった。


悲しい。

辛い。

悔しい。



頭が涙を流している。

どうしてわかってくれないんだ!

どうして認めてくれないんだ!



だけど、心はすっきりしている。

心の本音は、毎瞬毎瞬たった、一つしかない。

そして、そのたった1つの本音を
出せているならば、人にどう思われようと、
心は関係ない。

非常に、満たされた状態になっている。



そんな心を見て、頭も納得する。
自分はこれでいいんだと。

心に従うと、自分はこれしかできないと。
自分は最大限の仕事をしたと納得する。



どんなに近い距離の人とでも、
分かり合えないという感覚は、
これで2回目だ。


わかってもらえると頭は期待したのに、
わかってもらえなかった時の絶望




でも、本音を出せば、相手の本音も見える。

そこで、わかりあえない距離がわかる。


ああ、本気でぶつかろうと思っても、
心の方向性が違いすぎて、
心はぶつかり合うことさえできないのか。


と、頭は寂しく感じる。

孤独を感じる。



頭だったら、二極しかないから、
どっち派になるかでわかり合うこともできる。

でも、心はみんなバラバラ。
だから、絶対に交わらない。



だけど、そこで立ち上がってくれるのが、
「頭くん」だ。


自分の今までの経験を総動員させて、
相手の今の心情や心の距離を理解する。


そして、完全にはわかりあえないけれど、
お互いにわかり合おうとしている事実を知る。


それで、頭は納得する。



そうして、またエネルギーが循環する。

やっぱり、毎瞬、毎瞬出てくる本音を
追いかけるしかできない。



それが結果として、
人から批判される行為になったとしても、


その都度、エネルギーを出すことしかできない。

毎回、心は本気だ。
それに頭と身体は
必死でついていく。

それが、毎瞬毎瞬、
ベストな選択をするということ。