EvernoteのCEO(最高経営責任者)である
フィル・リー
「お金が欲しい、偉くなりたい、自由が欲しい、
そんな理由だった
起業の唯一の正統な動機は『世界を変え
私は今、やりたいことを好事(しごと)にしているが、
自分のためだけにやりたい動機だったら、
こんなことはしていない
あまりにリスクがありすぎるし、
今まで付き合ってきた友人たちが離れていくことも覚悟したし、
当時は彼氏もいなかったら、もう結婚できないだろうと覚悟した。
失敗して、たった独りぼっちになったとしてもやりたいか
何度も自
20代後半の女なら、今働いている会社で一生懸命仕事をして、
ある程度のお給料をもらい、貯金をしながら、
休暇になったら海外旅行に行ってストレスを発散し、
休日は美味しいものを食べて、料理教室に通って、
結婚は30歳までにしたいから、友達に紹介してもらう。
そんな生活で充分でしょう。
でも、私はある時、目覚めてしまった。
ある映像が浮かんだのだ。
それはスクランブル交差点のようなところで、
四方八方から人が歩いてくる映像。
だけど、みんな歩きかたがバラバラ。
ある人は全速力で走っているし、ある人は後ろ向きで歩いている、
スキップをしている人もいれば、止まっている人もいる。
だけど、不思議なのはみんな好きな歩き方をしているにも関わらず
まったくぶつからない。
完璧なタイミングで人の波をかき分けてい
声が聞こえた。
それこそが【真の調和】だと。
私は、その映像のような世界を作りたいだけなのだ。
この調和を作りたい、ただそれだけ。
今は軍隊のようにみんな同じ歩き方をしている。
足や手の動きをいかに合わせるかを重視して、
それに合わせられない人は、隊列から放り出される。
放り出された人は絶望感に飲まれ、立ち上がれない。
そんな世界はおかしいでしょう。
私がやらないといけないことは、
「自分の足で自分のペースで歩ける人を作ること」
軍隊が通る交差点をこれからいかに調和させるか。
それが私のお役目であり、人生をかけて変えたいこと。
私の力は微々たるものでも、
この覚悟が、世界を変える一粒になりますように。









