やられたらやりかえす!!
倍返し・・・
いいや、10倍返しだ!!!!
視聴率も30%超えたとのことです。
「半沢直樹」の人気の秘密。
それをドラマの演出を手掛ける(映画で言う監督にあたる)
福澤克雄氏のインタビューから分析しました。
ということで、以下のインタビューをお読みください。
その中から抜粋した記事がこちら↓
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「半沢直樹」は、これまでのドラマ界の常識で考えると、
登場人物に女性が少なく、
わかりやすく視聴率を取れるキャラクターもおらず、
恋愛もないという「ないないづくし」。
それに銀行という“男”の世界が舞台です。
セオリーどおりなら、ドラマのメインターゲットと言われる
女性は「見ない」ということになりますよね。
女性は「見ない」ということになりますよね。
だから、当初は、12~13%から初めて、
徐々に視聴率を上げて、最終回で20%。
徐々に視聴率を上げて、最終回で20%。
プロデューサーと「平均15%取りましょう!」と誓い合っていたくらいです。
でも、いざ、フタを開けてみたら、女性が見ていた。
テレビの常識がいかに適当だったか、
マーケティングというものがいかにアテにならないか、
ということでしょう。
これまでの「●●がないから視聴者は見ない」という常識は、
逆に言えば、「これだったら食いつくだろう」と視聴者に対して
ある種の「上から目線」じゃないですか。
刑事物がヒットしたら、皆、刑事モノに殺到しているでしょう。
だから、「半沢直樹」は、
最後は自分が面白いと思うものを作るしかないと思ったわけ。それしかないと。
だから、今は2カ月、家に帰らずに撮影と編集をしています(笑)。
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ポイントはココ。
>「半沢直樹」は、
最後は自分が面白いと思うものを
>作るしかないと思ったわけ。
>それしかないと。
この監督の心意気です。
実はこれ、ももいろクローバーZも同じなんです。
ももいろクローバーZの人気の起爆剤となったのは、
プロレスでのライブなどの異業種とのコラボです。
マネージャーのkwkmさんがプロレス好きだったから。
「リングにあがるももクロちゃんを俺が見たいから」
ただそれだけ。
アイドルらしからぬパフォーマンスは、衝撃がありました。
あんなアイドル見たことないって。
そりゃそうですよね。ただのkwkmさんの趣味ですもん(笑)
でもそこから、アイドル×プロレスができました。
そして、それが起爆剤となり今があります。
半沢直樹も、ももいろクローバーZも、
視聴率や人気を狙って作ったものではありません。
作り手がいかにエネルギーを込められるかを
大事にしているんです。
だけど、作りたいから作る。
その純粋なエネルギーに人は惹かれるんです。
第5話の半沢直樹観ましたか?
あの「手」の描写。
第5話はすべて手の描写で感情が表現されていました。
素晴らしい作品は、何度観ても新たな発見があります。
それだけ作り手が思い入れを持って作っているからです。
その思いは、必ず伝わります。
いいんですよ、自分勝手だって。
自分の好きなもの作ってなにが悪いんですか。
例え誰も見てくれなくたって、
どんどん出していけばいいんですよ。
正解なんてないんです。
自分の出したものが
自分の世界では正解になるんです。
「半沢直樹」を観るだけではなく、
作り手のエネルギーを感じながら、
私たちも最高のエネルギーを出していきましょう!!
来週から東京編スタート!
ますます目が離せません!











