最近はもっぱら指板、魂柱、駒を沢山やらせていただいております。イタリア人の友人には、「いつも同じ事してるな。」と茶化されますが笑い泣き、私としては、毎日楽器が変わるので、とても楽しいし新鮮です🎻。


そして段々とコツが分かってくるのと、新しい技?も教えていただいたり、毎回学んでいます。自分で分かってくると、他人の作業を見て、この人下手だな、とか上手だなとか、最初の立て方を見るだけで、分かります。


最近はSNSで派手に宣伝している職人?もどき?も居ますが、やはり職人が見ると仕事の出来なさ具合が分かります。でも、一般の人には分からないのが残念です。ほぼ素人や趣味レベルで作っていたり修理調整しているような人の方が、SNS の使い方が上手く、みんな騙されてしまうのも仕方ないのかと思います。


なんだかなぁ。結局、テレビと同じで、宣伝力やマーケティング力のある所にお客さんが流れていくのかなぁ。。。この業界に入って分かったのは、良い製作者、修復家、鑑定家または、その逆を知りたければ、同業者(職人)に聞くのが一番良いという事です。勿論、利害関係が無い人に聞かないといけないのと、複数の人に聞かないといけません。


 一流な人は、控え目で謙虚な人が多く、自ら大々的に宣伝する人は少ないです。受け身でいるのではなく、必要な情報は自分でよく調べないといけないなと思います。もっている人脈もフル活用するべきです。


 今日は、昔ブログを通じて知り合った方から久々にご連絡いただきき、嬉しい一日となりました。最近は、生徒さんのために楽器の事を知ろうとご連絡下さる先生が増えました。良い先生が増えているように思います。昔は先生と楽器店の癒着が酷かったのですからね。今の先生方は、生徒に同じ思いをさせない❗、お値段に見合う良い楽器を持たせてあげたい❗というお気持ちを持った方が多いですね。良い世の中になりました。