ここ最近の世の中の動きを見て、本当に今までは色々なものに支配されてきた時代だったと感じます。お金、権力などなど。中でもテレビの影響は凄まじいと感じます。私はかれこれ20年近く前にイタリアに来て日本のテレビを観なくなったので、色々な事を客観的にみるようになりました。何で日本でこんなことが流行っているのか?とか、こんな人がチヤホヤされているのか?とか、とても不思議でした。


最近、ジャニーズの一件でその謎が解けました。なんだか腑に落ちる事が多いです。総務省、電波利権、テレビ局、広告代理店、芸能人。。。日本の楽器業界もこのブラックな中にいるから、真っ黒なんだなと納得しました。


テレビに出ている人=凄い人、という変な事になっていますね。私からすると、テレビに出ている人=広告会社にお金払った人、テレビ局のスポンサー関係者など、単なるビジネスに過ぎないと思うのですが。。。そして、そのお金はお客さんを騙して儲けたお金だったりもするし。。。ことヴァイオリンに関しては、まともに商売をしたら、そんなに儲かる商売ではないと感じます。


いい楽器や弓は買い付けるお値段もお高いですから。それで正当な価格で売って出る利益ってありそうで、そうでもない気がします。


なんだかモヤモヤすることが多いです。一番良いのは、テレビの情報を鵜呑みにしない。ネットやsnsの情報も然りです。twitterもかなり毒されてるなぁと思うし、色々と難しいですね。Youtubeは、そこまででもない気がするけれど、インフォメーションリテラシーが大切ですね。


テレビがオワコンになったら、また新たな手で支配者が出てるのでしょうか。。。


お口直しに、とある有名な楽器。修復の80%が過去にされた酷い修理のやり直しと、友人が言っていたのを思い出します。