演奏を聴いたあとは、博物館へ楽器を見に行きました。十日間限定なんて、焦るわ驚き。だからといって、常設だといつでも見れると思って、見に行かなかったりするので💦、期間限定の方が良いですね。



学生時代に校舎だった懐かしのパラッツォ デッラルテ。学生時代にこのテラスが崩落したんだよね💦。下に居たら死ぬレベル、流石イタリアガーン。それ以降、校舎として使われることはなくなり、今ではしっかり改修されて、博物館に生まれ変わりました。今年でオープン10周年だそうです。

お目当ての Tyrrellちゃん。小ぶりなボディですが、f字孔、綺麗でした。ヘッドも気に入りましたが、オリジナルなのかな?ヘッドの黒縁は、赤外線で見たところ他のストラドとは違ったようで、後から塗り直されたようです。ヘッドの大きいお写真がなくて、すみません💦。



安価なスマホての撮影で申し訳ないですスマホ。一眼レフカメラも持参しましたが、容量が大きいのでブログアップは大変だったりします💦。

下においてあるものは、博物館所有のストラディヴァーリが使っていたオリジナルの型などです。この楽器は、このフォルマ S (セカンドの意味)で作られたとの事です。

博物館のストラドのフォルマ(型)といえば、今ですら厳重に管理されていますが、その昔は、製作学校の生徒が自由に借りられたみたいですびっくり。今となっては綺麗になっていますが、、、「最初にクレモーナに来たときは、膠などの汚れが凄くて汚かったから、俺が綺麗にしたんだよ。」と言う私のマエストロの言葉を思い出します。今の修復保存概念だと、安易に綺麗にするのは無しなんだけどね爆笑。まぁ、そんな緩いイタリアが好きです。