ストラディヴァーリの音色を聞きに、ヴァイオリン博物館での試聴会へ行ってきました。



 イギリスのBearとのコラボで、クレモーナに期間限定でお里帰り中のヴァイオリン、Tyrrellです。博物館には、10日間のみ展示されます。

 それもあってか、1階席は満員、2階席もそれなりに埋まっていました。

 最初の印象は、正直鳴らなかったのですが、時間とともに鳴ってきました。伸びしろがあるのは、やはりオールドな感じがします。ストラドというとパワフルなイメージなので、それを期待して聴きに行ったのですが、音量はそこまでなかったように感じます。リスポンスが若干遅いような気がしました。全体的にDolce柔らかい音色でした。中間音域がややこもりがち。高温は澄んだ音といった感じでした。

 25歳のフレッシュでフレンドリーなヴァイオリニストでした。予定の曲目に変更ありで、バッハのシャコンヌ、マスネのメディテーション、ヴィヴァルディのコンチェルト四季から夏の第3楽章、グリュック−クライスラーのメロディーでした。演奏では、四季が一番気に入りましたです🎻。アンコールては、モッリコーネの一曲を弾いてくれました。映画音楽とかあまり知らないのですが、良い曲が多いですよね。いつか弾いてみたいな爆笑。いつか、いつの日か💦。

久しぶりにストラドのヴァイオリンの音を聴いて、お勉強になりました。